2010年2月28日日曜日

オリンピック

明日はバンクーバー・オリンピックも閉会式を迎え、2週間ほどの大会日程
も滞りなく、進んだ感じがします。

現代の国威発揚の場のような感じのするオリンピックに対する国民からの
プレッシャーは、観ているほうまで感化されるような感じがし、一喜一憂した
ものでした。

その中でも、フィギュア・スケートは採点競技なので、やはり納得できない
部分もありましたが、それでもメダル2個には心からお疲れ様と言いたい
ものです。

ただ、採点基準の見直しは必要なような気がします。

2010年2月25日木曜日

公聴会

トヨタ自動車の社長である豊田章男氏が2月24日、証人として米下院公聴会
に出席した。

鳩山総理を叩くことは主権の侵害かもしれないが、トヨタの社長を叩くことは
問題なく、日本経済への影響力をみせつけるには好都合な場だったのかも
知れない。

これはアメリカとの同盟は基本としながらも、友愛なる偽善によってアメリカ
離れもしてしまう鳩山総理の思考回路によって、この問題は政治課題になる
恐れもあると考えます。

対米追従だったら今回の問題は起きないかと言えばNOかもしれないが、
米中の間の駆け引きの中で、友愛なる偽善はアメリカにとって目障りなもの
でしかないと考えます。

「ぼんぼん」ということにかけては鳩山総理も豊田章男氏も両者譲らないが、
日米間の注目度と国内への影響を考えると、トヨタの社長のほうが責任が
重いという皮肉な結果が見えます。

2010年2月24日水曜日

住基ネットの活用検討

 原口一博総務相は23日の政務三役会議で、政府が税や年金などの
共通番号を検討していることに関連し、住民基本台帳ネットワーク
(住基ネット)の番号活用を検討する考えを明らかにした。


             2010/02/23 20:04 共同通信より

このニュースを読んで多少わだかまりを感じてしまう。もちろん住基
ネットの番号を活用することに異論はないが、こちらの大臣、野党時代
この住基ネットに反対していたのだ。

もちろん自民党の案に賛成しづらい党内情勢と自民党の案では賛成しか
ねるものかもしれないが、あれだけ拒否反応を示していた人が政権を取
ったら活用しましょうでは、たとえ正しい行いでも、説明責任がある
はずである。

あの時、現在の視点で住基ネットを論じていれば、どれだけ国家として
活用出来ていただろう。 

今回の総務大臣が今回の考えを表明することは、あまりにも遅すぎて
それまで無駄にしてきたコストをどう考えているのか疑念を持ってしまう。

野党だから、ただ反対していれば良いとする安易な政治と早く決別すべき
だろう。(自民党も民主党も)

仮に民主党が政権を下野したら、また原口大臣が反対など言ったら、政争
でなく真の政治を目指してほしいと言いたい。

2010年2月23日火曜日

小沢幹事長の進退

長崎県知事選挙と町田市長選挙の結果、民主党が惨敗したことで、
俄かに小沢氏の幹事長職の進退について、民主党内からの意見
が出されております。

枝野行革刷新相や前原国交相は自発的対応を促しております。

当然と言えば当然ですが、最初に政倫審への招致がまず先決だと
思っている国民は多いことだろう。

民主党は予算審議を盾に回避したい意向のようだが、早く小沢問題
を解決するために辞任なり政倫審への出席を促すべきだろう。

対する自民党も審議拒否という旧来の戦術を取らず、審議には参加
し、鳩山政権を追求してほしいというのが多くの国民の考えであろう。
これでは野党時代の民主党と変わらない。

最も国会対策の民主党の山岡議員が抜け抜けと自民党の審議拒否
を批判する言動は、多くの国民から見れば「お前が言うな」と言いたく
なるだろう。

民主党も自民党も同じ穴の狢であることは間違いない。

2010年2月17日水曜日

党首討論

ようやく党首討論が行われたようです。

はっきり言って、鳩山総理が谷垣総裁くらいの相手でも、自分のおかれた
状況から逃げていたというのが正しい見かたでしょう。

党首討論の内容も、あまりに低レベルな論戦のようです。

責任という言葉を軽さに変えた鳩山総理と相手に対する追窮があまり柔ら
かな谷垣総裁と、国民から見れば政治不信を招くだけの凡戦でした。

まず、谷垣総裁も「脱税王」などいう判り切った事に時間を割かずに、現在
の危機的日米関係を強く追求してほしかったというのが正直な感想です。

鳩山総理の友愛政治が国内外に混乱をきたす前に、今ある問題を挙げ、
鳩山総理の考えを引き出し、ダブルスタンダード的政策の矛盾をさらけ
出す必要があります。

国民の一人として考えとしては、民主党が長期政権を望むなら、鳩山と
小沢からの脱却こそが民主党政権(連立でない)の安定につながる事
だろうと思います。 小沢抜きでは民主党が分裂してしまうという懸念も
あるが、小沢独裁が続いたほうが、きっと長期政権にはならないことを
理解する必要があります。

2010年2月16日火曜日

確定申告

今日から全国で、所得税の確定申告が始まった。この不況のなか税収が
伸びないのは当然としても、今回の申告では、鳩山総理の贈与税を申告
していなかった件もあり、尚更やりきれない思いがします。

毎月、1500万もの現金を7年にわたって受け取っていた総理が、一切
その事は知らなかったなどという、幼稚極まる説明には多くの人が呆れた
ことだろう。たとえ民主党支持者やサポーターのようなマスコミの人間も、
きっと表向きは擁護しても、心の中は呆れていることは間違いないと思い
ます。

あれだけ自民党の時は「政治と金」で重箱の隅をつつくような報道に徹し
ていた、左翼マスコミの豹変ぶりにも驚かされます。

さらに確定申告の前日に総理が確定申告のアピールをしている聞いて
呆れてものが言えなくなります。

2010年2月14日日曜日

マニフェスト

民主党が去年出したマニフェストとは何なのだろうかと思いたくなる
今日この頃です。

もちろんマニフェストがすべて実現できるとは、当初より考えていな
かったが、民主党は政権を取った事をいいことに、国民との約束を
気にしない政策を実施しようとしておりますし、マニフェストに書いて
いないことを実現させようとしています。

まず、約束の反故の一番は消費税です。民主党は4年間据え置く
としていたが、結局財源不足から消費税率アップの実現を模索し
始めております。消費税アップは避けられないとは思いますが、
彼らのパフォーマンス的事業仕分けだけでは、納得できるものでは
ないと言えます。 公務員制度改革もやるのかやらないのか判ら
ないし、無駄がもうないとは思えない。出来ることなら国会議員の
定数削減などやるべきことはたくさんあると考えます。

次にマニフェストには無かった「外国人参政権」の法案の扱いに
ついても、数の論理で推し進めようとする気配が感じられ、彼らの
数による横暴がすぐそこにあるような気がします。

中でも、民主党の末松議員などはテレビ番組であたかもマニ
フェストに「外国人参政権」が掲げられていたなどと平気で嘘を
述べておりましたので、国民が民主党に対する警戒感は今後
さらに強くなると考えます。

2010年2月12日金曜日

トヨタのリコール問題

日本では鳩山と小沢の脱税と不正資金流用で喧しいが、海の向こうの
アメリカでのトヨタ叩きに不気味な気配を感じてしまう。

アメリカにとって、今回のトヨタ叩きは二つの側面がある。ひとつはトヨタ
の弱体化で、国内の自動車産業の復活(GMなど)を図りたいという思惑と、
もうひとつは日米関係のステータス・チェックを兼ねたデモンストレーション
のように思われる。

おそらく、自分のことで頭いっぱいの総理に、今後日米間での懸念材料を
はなから解決するつもりなく、予算成立後の退陣(もちろん普天間の先送り)
のみを考えていることだろう。

アメリカは鳩山政権のレイムダック化の予測はもちろん、日本叩きの材料を
準備してあらゆる対日攻撃を図ることだろう。これも鳩山総理の友愛外交の
成果ということが悲劇である。もちろんこんな政権を選んだ有権者にも責任
はあるのだが。 

今後の展開に如何によっては、さらなるトヨタ叩きが加速し、次にホンダ叩き
となることだろう。特に自動車のリコールという案外簡単に問題化しやすく、
ユーザーのイメージを悪くさせやすいものは他にない。

来月、創業者一族の社長が訪米するが、この対応如何で日本の今年の景気
を左右する恐れがあると考えて間違いないだろう。

2010年2月10日水曜日

小沢と鳩山 2

小沢と鳩山の政治における金の問題で、世間一般には、鳩山より小沢の
ほうが印象が悪いが果たしてそうだろうか。

前回述べたように、鳩山総理の「労働なき富は罪」は私腹を肥やしていな
いという言い訳が成り立つものではないと考える。

明らかに脱税を行っていたと考えるのが妥当だろう。国会中継で国税庁の
役人の答弁を聞いたが、これで納税しろというのは国民感情を逆なでする
ものである。一介の役人が総理を断罪することなど不可能だという事は、
判っていても、なにかやりきれない思いがする。

一方の小沢は私腹を肥やすという点では、明らかに鳩山より悪質なのは
明白なのだが、個人的考えとしては、汗水たらして(醜悪な笑顔と恫喝で
権力をチラつかせながら)勝ち取った汚い金になぜかしょうがないという
気が起こる。(鳩山の労働なき富のせいであるが)

田中、金丸と検察に睨まれ、お縄になった親父たちの最後をみていた一郎
は、国税が入りずらい、不動産(固定資産のため)でマネーロンダリングを
考えたのだろう。

2010年2月9日火曜日

小沢と鳩山 1

民主党に政権が代わって喜んでいた人は、現在の彼ら2人はどう見えるの
だろうか?

期待していた分、裏切られた気分なのだろうか。

もともと、最悪の内閣になると考えていた通りなので、驚きもなかったが、
政治と金の問題については、自民党より酷いのには多少の驚きはあった。

絆創膏を貼った赤城農水相やなんとか還元水でマスコミに追求され、最後
には原因は解らないが、自殺した松岡大臣など、あの執拗なまでのマスコミ
の追求は何だったのだろうか。

額では辞職したり、自殺した大臣より、悪質な総理と幹事長の金の問題を
一部のマスコミ人は、検察の横暴と言って、擁護すら憚らない。

鳩山総理は国会で「労働なき富は罪である」と公言しているが、この言葉を
吐ける精神構造がもしかすると一番の問題かも知れない。

2010年2月5日金曜日

日本の恥(勝谷誠彦)

朝青龍は叩くが、小沢にはひれ伏す自称保守論客コメンテイター
がいるが、あまりにもひどすぎるコメントの数々でうんざりさせられ
ます。

もちろん、その人は勝谷誠彦氏です。彼を以前、保守論客と認めて
いた自分が恥ずかしいくらいです。

彼がテレビで叩いた人間を上げれると、亀田一家、沢尻エリカ、朝
青龍などテレビで叩きやすい人間ばかり、そして口角泡を飛ばしながら
の言動をみると、そんな叩かなくても良いのではと思っていた。

今回、ネットで朝の情報番組での、テリー伊藤氏と勝谷氏の「小沢一郎」
に関する、やり取りを視て、金美齢氏に「目を覚ませ、勝谷誠彦」と書
かれるのが良く解った。

別にテレビ・タレントが民主党やそれに関連する団体から講演料などの
お金をもらう事は法的になんら問題ではないが、ジャーナリストという
公平中立立場で物事を見つめなおさないろいけない立場の人間は、
こういう行為(講演料、システムがらみのコンサルティング料金)はして
ほしくはない。

最も中立でないマスコミなど数多くいるわけだから、目くじら立てるもの
ではないかも知れない。しかし、勝谷氏はある意味保守という立場で
テレビで発言してきて、ある程度支持もされてきた人が、小沢一郎に対
する異常なまでの発言をきくと残念でならない。

2010年2月4日木曜日

朝青龍の引退

朝青龍の引退は本当に残念です。

今回の問題は簡単な処分で済むとは思っていたが、引退に至る
とは正直思っていなかった。

残念な結果だが、朝青龍にとって今後よりよい方向にいく事を
望みたい。

2010年2月3日水曜日

Gumblar

Gumblarの脅威は依然収まっておりません。

1月のセキュリティ脅威は、Webサイトの改ざんを通じて複数の
マルウェアに感染させる通称「Gumblar」攻撃が猛威を振って
いる状況が鮮明になった。複数のセキュリティ機関が攻撃への
理解や対策の徹底を呼び掛けている。

[ITmedia]2010年02月03日 15時59分 更新


今日のニュースでも、ゴーギャン展のサイトに入った人のPCが
ウィルスに感染している恐れがあるとありました。

これは人ごとではなく、どの企業のサイトが危険なのか判るはず
もなく、またウィルスに感染してることが大分経ってからしるという
事もあり、今後もこの悪質なウィルスには要注意ということでしょう。

2010年2月2日火曜日

民主党の今後

鳩山政権の最大のガンのような存在になってしまった感が否めない
小沢幹事長であるが、個人的な考えでは、むしろ鳩山総理の12億
に上る子供手当の対応に憤りを感じております。

おそらく、鳩山総理は普天間を5月まで決断すると言っておりますが
総理の心情を忖度するなら、予算を可決させたら、普天間問題を決
断できず、辞職する意向なのではないかと思っております。

現在、民主党にとって今年の最大の山場となる参議院選挙では、小
沢体制でないほうが取り組みやすいだろう。仮に小沢幹事長が逮捕
されても、むしろ有権者には、膿を出したというイメージをもたれるの
で、プラスにすらなりうるだろう。さらに決断力のない、現在の総理よ
り、予算成立後、新たな代表選挙を行い、新しい総理のもとで参議院
選挙に望むことがベストな選択と思えます。

相手方の自民党の谷垣体制では、有権者にアピールできる材料は見
当たらないので、尚更、民主党は体制一新を図り選挙に臨むべきと考
えます。