2010年6月30日水曜日

日本代表・惜敗

昨日からのサッカー・ワールドカップの「日本対パラグアイ」の一戦は
本当に見ごたえがあり、最後はPK戦にまで縺れ込みました。

結果はPKでの5対3でパラグアイの勝利に終わりましたが、最後は
運に泣いたという感じです。 もちろん、試合の中で得点を決めれ
そうな場面もあったわけですから、PK戦になったということは実力の
無さとも言えます。

しかし、相手は南米のパラグアイ、これまでベスト8進出はなかったに
しても、ブラジルやアルゼンチンなど強豪犇めく地域の代表ですから
レベルは相当高いと感じました。

いずれにせよ、パラグアイにスペインを撃破してなんとかベスト4に
進出してもらいたいものです。

日本のサッカーは終わりましたが、ワールドカップは、これからもっと
凄いカードが控えております。

オランダ対ブラジル、ドイツ対アルゼンチンというカードです。この対戦
で、もちろん敗者はベスト4に行けないわけですから、一戦の重みを
感じてしまいます。

2010年6月29日火曜日

小沢一郎のあせり

今や無役の小沢一郎がかなり焦っております。


民主党の小沢一郎前幹事長は28日、愛媛県今治市での会合で、
子ども手当の満額支給や高速道路無料化、農業の戸別所得補償
制度など2009年の衆院選政権公約で掲げた政策について
「約束は実行しなきゃ駄目だ。政権取ったら金がないからできま
せんなんて、そんなバカなことあるかというのが私の主張だ。
私が微力を尽くして、約束通り実現できるようにする」と述べ、
参院選公約で一部修正した執行部を批判した。

消費税率引き上げについても「衆院選の時も、鳩山政権になって
からも、4年間は上げないと約束した。断固守るべきだ」と語った。


                           読売新聞より


続いて今日のニュースから

枝野氏は29日夜、香川県綾川町で記者団に、小沢氏が子ども
手当満額支給や高速道路無料化などの修正を問題視していること
について、「法人税収の大幅な落ち込みなどにもかかわらず硬直的
な考えをするのは、結果的に国民に迷惑をかける大衆迎合だ」と
語った。また、昨年末、小沢氏主導でガソリン税の暫定税率廃止を
撤回したことを引き合いに、「小沢幹事長時代に(政権公約を)
手直ししたことをもうお忘れになっている」と皮肉を込めた。


                           読売新聞より


この2つの記事からも枝野幹事長のほうが正論を述べているように
思えます。

国民との約束(マニフェスト)など、気にもかけてない小沢一郎が、
下野すると、こんな事を吐けるのが、少々可笑しく感じます。

本来の小沢一郎なら、心ならずも下野したとは言え、こんな選挙
の大事な局面で党内亀裂を見せることはこれまでなら考えられま
せん。 あせりと自分の政治生命の終わりを感じてでしょうか。

いずれにせよ、今の小沢は復権だけを考えており、その結果が
民主党の分裂であっても突き進むしかないのかも知れません。



                          

2010年6月25日金曜日

日本、決勝トーナメント進出

久しぶりに明るい話題です。

6月25日(金)の朝方、日本代表のサッカーがデンマークを3対1で破り、
決勝トーナメントに進出しました。

やはり、本田選手、遠藤選手、岡崎選手のゴールは見事でした。特に
素人目には、35m近くある距離での本田選手のFKがクリスチャン・ロナウド
なみのスーパー・ゴールに見えました。無回転シュートというキーパー泣か
せのものです。

日本の選手の一次リーグでの活躍は、2002年のワールドカップ以上のもの
ように感じられます。

次の試合は強豪パラグアイですが、ぜひともチャレンジ精神で頑張ってもら
いたいものです。

それから、日本のマスコミの勝てば官軍、負ければ賊軍といった感じの報道
も仕方ない部分がありますが、掌返したように称賛する姿がマスコミらしいで
す。

ワールドカップが始まる前の岡田ジャパン叩きはマスコミの性(さが)とは言え
引っかかるものを感じておりました。

きっとベスト4にでも入ったら、岡田監督の持ち上げようは物凄い事になるはず
です。

2010年6月23日水曜日

マツダ工場11人死傷

また不幸な事件が発生した。

6月22日、朝、マツダ工場に出勤する人々に目がけて車で弾くという
信じられない事件でした。

犯人は短期間マツダ工場で派遣社員として働いていた。しかし、現在
仕事もなく、日々の中で溜まった鬱憤をこのような残虐な事件で晴らし
た。まるで秋葉原の無差別殺人と変わらず、おそらく真似たものと考え
ます。

こういう事件を助長させるのは、世論の雰囲気も後押したのではないか
と考えます。 きっと、世の中が悪く、自分は虐げれている存在だと勘
違いしているように思えます。

これは、格差社会を批判するマスコミの扇動的報道による世論の
被害者意識の形成が根底にあると考えます。

自己責任論を否定し、派遣切りにあった人々を持ちあげたマスコミと
世論もこのことを痛感しなくてはなりません。

「大企業は悪、労働者は善」などという短絡的意識が蔓延するだけです。

今回の事件で亡くなったマツダ社員の方を考えると余りにも痛ましい。まだ
生後10か月のお子さんと奥さんの生活をどん底に落とし込めた事が不憫で
なりません。

2010年6月21日月曜日

浜名湖ボート転覆

6月19日に起こった水難事故は女子中学生が亡くなるという最悪の結果に
なった。

誰もが思う事が、大雨、洪水、強風、波浪、落雷注意報が出されている時、
浜名湖に、まだボートに不慣れな中学生でボートを出港させたのか理解
できない。

当時、現場にいた水野克昭校長は注意報が出されていた事を事故後に
知ったと述べた。もしこれが本当なら、この校長は失格であると言いたい。

すべての野外での行事で天気を気にしないという神経の持ち主はいないと
思う。 おそらく、この校長がボートに乗ることなら、天気の状態を気にして
ボートで湖に出るなどしないことだろう。

さらに、引率の教師も注意報が出されていたことを聞かされていなかったなど
と平気で言うのに呆れる。

多分、校長も教師も責任逃れのために口裏を合わせているような感じを受け
てしまう。 

重ねて言うが、本当に知らないのなら、直接的責任は回避できても、教師と
して、さらに子供の命を預かる身としての責任は免れられず、失格教師たち
と言わなくてはならない。

きっと、注意報なら何とかなるという意識を持っていたはずである。

これは、静岡県立三ケ日青年の家の職員、所長も言えることで、これだけの
責任感の欠如した大人たちに指導される中学生が不憫でならない。

2010年6月17日木曜日

参議院選挙

通常国会が閉会し、選挙モードに入ろうしております。

民主党は、鳩山・小沢のダブル辞任で息を吹き返した感が強いです。

方や野党の自民党といえば、谷垣総裁の影の薄いこと、さらに選挙
ポスターがお笑いタレントのポーズを真似していると言われたり、評判
は、芳しいものではありません。本当に対策を打たないと惨敗という
文字が現実となります。谷垣総裁は自分の首を賭けると言っております
が、むしろ多くの自民党支持者も谷垣総裁に辞めてもらたいと考えて
いるくらいだから、逆効果に成る恐れが強いです。

また、新党もこの政局で割を食っているのは否めません。民主党の首
のすげ替えだけで支持率がアップというのは、有権者自身も本当に
政治に対して考えていないといった感じがします。

いずれにせよ、7月11日に審判が下されるわけですから、まずは投票
に行くことが肝要です。

2010年6月14日月曜日

国会閉会

与党(民主党)が国会の閉会を16日に決めたようです。 予算委員会も一日
も行わず、閉会して現状のアドバンテージを保ったまま、参議院選挙に入り
たい意向がありありです。

一日だけ延長したからと言って、それほどの成果はないとは判っておりますが
政治家が一番熱心なのは選挙だけで、しかも国政の多くの問題にたいして
あまり熱意が伝わらないのも感じてしまいます。

いずれにせよ、今回の参議院選挙は民主党に、とってやり易い選挙である事
は間違いありません。 2大スキャンダルの鳩山・小沢の辞任、さらに大した
議員でもない小林議員も辞職し、身ギレイになった事は確かです。

ただ民主党の政策が如何に杜撰なものか国民はチェックする必要があります。
財源もないのは「子供手当」ならびに「高校無償化」などぶちあげて、マニフェス
トの変更に迫られている現状を観ると、彼らにまともな政策を期待するのが、
甚だ無理のような気がします。

イエロー夕刊紙とテレビ・新聞に蔓延る左翼論客くらいには支持されていると
思いますが。

2010年6月11日金曜日

亀井静香の辞任

菅内閣で最初の閣僚辞任が出た。

最もヤラセ臭いので、選挙対策のひとつと考えられます。

まず、民主党も早く選挙が出来るし、国民新党は選挙後も政権内に
留まる為の貸しでしょう。参議院選挙後も亀井の威光は衰えないかも
知れない。

保守の一部やマルキシズムに洗脳された方々にとっては、亀井静香
は政治家として認められているのかもしれない。 中には愛くるしい
笑顔とまで持ち上げる奇人変人もいるが、私には「許永中、お主も悪よ
のう」というセリフがピッタリの政治家だと思っております。

如何せん、亀井静香が実行しようとしている金融政策は、バラマキ以外
の何物でもなく、将来の人間に責任をかぶせるものでしかない。

73歳の亀井は10年日本が持てばいいとさえ思っているのかもしれない。

バラマキ政策は現在の不況において特効薬のように思えるかもしれな
いが、カンフル剤にも成らず、寝たきり老人を寝たままにさせるもので
しかない。

郵貯の限度枠を2000万にするという案は、日本郵政の正社員増加に
伴う対応とこれからも国債を買い支える為のものでしかない。これは
国債の増発するいい訳に使う手立としか思えない。

もう民間(金融)圧迫以外の何物でもなく、財政破たんを加速させる
だけです。

 

2010年6月9日水曜日

子ども手当

民主党のバラマキ政策のひとつ、子供手当の満額支給は来年以降も
無理のようです。 遂に長妻厚生労働大臣も財政難の今、実現不可能
ということを認めました。

元々、去年の段階で無理なのを選挙目当てのマニフェストに無理に盛り
こんだ事が間違いの始まりでした。

民主党支持者も、もちろん無理なのは判っていたが批判もしてこなかった。
内からの批判がなければ、変えることもできず、この結果を生んだとも
言えます。

当然、去年の民主党のバラマキ政策で日本が良くなるはずもなく、菅総理
も仙谷官房長官も消費税アップを図るつもりです。もちろん野党の自民党
もそのつもりようです。

ただ増税は、国会議員の削減も合わせてやってほしいと言うのが国民の
本音だろう。 衆参で1/4は減らせると思います。 別に減ったらからと
言って、国民生活にマイナスはないだろう。もっと過激に言えば、比例代表
での選出議員はイラナイ。

2010年6月7日月曜日

民主党の今後

民主党は鳩山前総理、小沢前幹事長が辞任したことで、無党派層からの
支持を回復し、内閣支持も政党支持も軒並みアップしております。

今さらながら、小沢一郎の不人気ぶりが目立ちますが、これはあくまで、
無党派の支持を集めたに過ぎず、いつでも浮動票となる危険性はありま
す。

こういう時、確実に票を読める支持基盤への圧力と阿りは小沢一郎の
十八番だが、新しい幹事長である枝野氏には、この芸当は無理だろう。

最も枝野氏も、そのつもりもないだろうから、如何に次の参議院選挙に
臨むのか注目したいところです。

2010年6月4日金曜日

菅総理大臣

第94代内閣総理大臣が菅直人に決まった。

これまでの菅直人は厚生大臣(厚生労働大臣)で、薬害エイズなどで
実績があると言われているが、客観的に見てそれほどの実績でも無い
ような気がします。

むしろO-157での対応が稚拙だった為、日本のカイワレ業者が壊滅的
打撃を受けたことを記憶しております。それに付随して菅直人のカイワレ
を食べるパフォーマンスを観飽きさせられたことも付け加えたい。

あと、年金未納問題でお遍路にいったことなど、彼の政治実績は常に
マイナスのイメージが残ってしまう。

これまで野党で与党を追求する気楽な立場から、鳩山政権で副総理さら
に財務相も兼任したが、霞が関の改革などと言ったわりに、あまり成果を
上げていないことも事実です。

とりあえず参議院選挙の結果が試金石となることは間違いありまん。

2010年6月3日木曜日

鳩山の親指(左手)

夕刊紙の一部が「 ”親指”が倒閣勢力の怒りに火」という内容の記事

で鳩山総理の6月1日の夜の親指の突き立てポーズを解説していたが

色々な見方がネットでもマスコミでもなされ、真相は解らないかもと思っ

てしまう。



と言うのも、小沢が引導を渡したとすれば、翌日(6月3日)の両院議員

総会での2人の涙目が何なのか解らなくなってしまう。鳩山が小沢も巻

き込んで辞任したということだと、小沢の涙目も理解できるものです。



仮に猿芝居とすれば、大したものだということになります。いずれにせよ

この鳩山総理の親指はまだ何か隠されていそうです。

2010年6月2日水曜日

鳩山・小沢辞任

結局選挙の事を考えて遂に2人とも辞任しました。 

このブログでは、前から2人が民主党だけでなく日本にとっても辞任すること
が良いと思っていたから、それほどの衝撃もなく、当然の結果だと考えており
ます。

これで、民主党はボロ負けだけは避けられそうです。 新代表を6月4日に
選出し、新しい総理のもとで新しい内閣が作られるわけですから。

最も参議院選挙で安定多数を獲るほど勝てるとは思っていないので、政権
運営はマイナスの要素が多いことは否めないと思います。

ただし、左翼の人の支持回復だけは確かだろうから、内閣支持率も民主党
への支持率もアップすることは間違いないだろう。

選挙目当ての総理と幹事長の辞任でどこまで新政権がやれるのか注目して
いきたい。




2010年6月1日火曜日

鳩山由紀夫

鳩山総理との小沢幹事長、輿石東参院議員会長の間の会談は未だ結論
出ずという状況です。鳩山総理が総理に居座りたいという気持ちは、国民
にとって、さらに民主党の参議院議員の改選組には甚だ迷惑なのだが、
無責任男、鳩山由紀夫にとってはそんな事は関係ないとばかり、総理に
椅子にしがみついております。

おそらく、安倍や麻生、福田よりは長く総理の椅子に座りたいという単純
かつ幼稚な論理でしか考えていないと思われます。

自分で「5月末」と「最低でも県外」と言っておきながら、このありさまで責任
をとるつもりもないという人です。勘違いして職務を愚直に遂行することが
責任の取り方だというお坊ちゃま論理で考えているところに無性に腹が
立ってしまいます。

この鳩山政権の延命を切に願っているのが亀井金融担当大臣であり、
ポスト鳩山の菅も岡田も前原も火中のクリの拾いたいとは思わず、参議院
の改選組の首を差し出しても、鳩山政権で参議院選挙を戦いのだろう。