2011年1月25日火曜日

ドモジェドボ国際空港

またロシアで惨劇が起きた。無差別爆破テロである。

この事件もチェチェンのイスラム過激派の犯行の可能性が高まって
いる。

ただ、言葉を失うという感じである。チェチェンの人から見れば
ロシアの圧政は許し難いものであろう。しかし、何の関係もない
ロシア人がその標的になることが許される訳がない。

この問題の解決は高度な政治判断しか、その糸口は見いだせない
だろう。

言うまでももなくチェンチェンの独立である。ただこれを認めれば
ロシアの影響力低下だけでなく、存在そのものが危うくなることは
間違いない。

おそらくロシア政府は対抗措置として、テロの弾圧を決行するだろう。
それも容赦ない行動となって、そこから、さらなる惨劇、悲劇が繰り返
されるとしたら、もはや日本は傍観するしかないのだろうか。