2011年1月4日火曜日

菅直人と小沢一郎

国民不在の争いをしている2人だが、もはやチキンレ―スと言っていい
のだろう。

小沢にしてみれば、菅直人が喧嘩を売ってきていると思っているかも
しれないが、一兵卒になって党に協力の微塵も見せないのであれば
小沢自身が播いた種と言える。

いずれにせよ、早く分裂するならサッサとしてくれるのが国民にとって
ありがたいのだが、多数の国会議員を抱える現在の政権では、そう
簡単に割れないのだろう。

菅も小沢もそこまで馬鹿ではないようである。ともかく通常国会もまとも
に開けない恐れも出て来た。当初は24日あたりをめどにしていたようだ
が、28日以降にずれ込む感じである。

菅として、まず中国と関係改善を図り、さらにこの春の訪米でアメリカに
お土産を持っていきたいようだが、外交の基本も知らない菅の事だから
おそらく何かにつまずくのだろう。

最も現在頭を痛めているのは仙谷の処遇だろう。内閣から外れるのは
間違いないだろうが、党内での権力保持に務めることだろう。

これが小沢との関係を一触即発の引き金であることには間違い。

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