2011年1月10日月曜日

マニフェストは必要か

以前、小泉総理がマニフェストを公約でいいのではないかという感想を
話されていたのを聞いて、日本人の横文字コンプレックスは重度だなと
感じてしまった。

さらに去年、みんなの党の渡辺代表がアジェンダという言葉を持ちだした
時、もはやコンプレックスではなく病気だと思った。

言葉を変えることで新しさを生み出したいのかも知れないが、その思惑
は国民に伝わらないだろう。

一昨年の民主党が衆議院総選挙で打ち出したマニフェストの軽さは、
おそらく国民の多くが実感していることだろう。有権者に約束したことを
反故にする態度もなっていないし、これからどんな責任を取るのかも
不明である。

いくら選挙に勝つために並べたことでは、ここまで実現出来ないとあれば
解散総選挙で新たなマニフェストで国民の審判を仰ぐ事が必要である。

このねじれ国会を正常に戻すためにもやくだつことであるし、今特に危機
が叫ばれている外交も修正できるものと考える。

今のままでは予算を通すことすら難しい状況で、閣僚の顔ぶれを変えた
ところで国民の信頼は取り戻せないだろう。

菅総理はマニフェストの非を認め、国民に陳謝し、解散するのが本来の
政治責任であることに間違いありません。

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