2010年10月31日日曜日

野党の審議拒否姿勢

野党の審議拒否姿勢「あまりに一方的だ」 民主・岡田氏

 民主党の岡田克也幹事長は31日夜、自民党や公明党などの
野党が審議拒否も辞さない構えを示していることについて、
「なぜ強硬な意見になってきたのか。よく話し合っていく必要が
あるが、あまりにも一方的という感じがする」と述べた。視察先の
宇都宮市内で記者団に語った。

 岡田氏は「いつまでも補正予算(案の審議入り)を待てない。
国民生活に非常に関係がある。われわれは集中審議を受け入れ、
相当、野党の意見を聞き入れている」と反論した。

                  2010.10.31 22:26 産経新聞より

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岡田幹事長はよくこんな事が言えるなというのが率直が感想です。

民主党が野党時代の審議拒否はこんなものではなかった。岡田
幹事長も知っていると思うが、まず自分たちの過去を見つめなおす
必要があると思います。

早く民主党政権が潰れて欲しいと願っているものとしては、野党の
対応はまだ甘いというところです。

実際与党は強行審議入りをしているので、野党はここが踏ん張り
どころでしょう。

2010年10月30日土曜日

会談拒否問題

中国側がハノイでの日中首脳会談を拒否したことについて、マスコミでも
色々なことが言われている。

中でも、民主党内で前原外務大臣の批判しているとの情報には、ここに
も国益を考えていない間抜けな政治家がいるのかという驚きを持ってし
まった。

前原外務大臣は民主党の中ではまともな方だが、先の尖閣問題での
対応は仙谷官房長官の主導のもとに従い醜態をさらけ出したが、発言は
まだ良かったというレベルである。それでも現在の中国政府にはお気に
召さなかったらしく、中国政府の高官も前原外務大臣の個人攻撃を重ねて
いる。

今回の流れで、この中国からのメッセージに沿って民主党の媚中派が
前原外務大臣に対する批判であることも解かり易い構図である。

しかし、こんな反日議員が多くいる民主党では、今後も、まともな外交は
まず期待できないだろう。

アメリカ、中国の2大大国の綱引きの上で跳ねてるだけの外交など一刻も
早く止めてしまって、軸足を固定すべきである。

現在の日本の状況では、日米関係を重視するのが最善であることは
言うまでもない。

2010年10月26日火曜日

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加

民主党内で議論紛糾といったところです。

どれだけ日本の農林水産業に打撃が出るか解からないが、今回
の政府の進め方には唐突という感じも否めない。おそらく、慌てて
TPPへの参加を表明しないと乗り遅れるという焦りからでしょう。
何ともお粗末な話です。

民主党政権は、自分たちで火だねを作り、弱腰外交をさらけ出し
そして消費税の議論や財政健全化策、年金・医療の問題、そして
朝鮮総連系高校の無償化も先送りしてきた結果、今問題が一挙
に爆発している感じです。

政権能力の無さをみせつけてくれる一年と言えます。

小沢・鳩山も菅・仙谷でも、この体たらくでは早く衆議院の解散を
して欲しいと切に願うしだいです。

2010年10月24日日曜日

鳩山前首相、次期衆院選の不出馬撤回

ベトナム訪問中の民主党の鳩山前首相は24日夜、ハノイ市内で
同行記者団と懇談し、「議員を続ける方向で気持ちは傾いてきて
いる。今年中にでも結論を出す必要がある」と述べた。


 6月に首相を辞任した際の「次の衆院選には出馬しない」との発言
を事実上撤回するものだ。

 鳩山氏は「党の状況が決して思わしくない。自分なりの役割も、こう
いうところで投げ出していいのかと色んな方々から声を頂いている」と
語り、外交分野などで首相経験を生かしたいとの意欲を示した。

 鳩山氏は次期衆院選への不出馬を表明した後、地元後援会関係者
から出馬を求める声が強かったため、7月の後援会会合で、2011年
の統一地方選の時期まで結論を先延ばしすると述べていた。

                (2010年10月24日22時40分 読売新聞)

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正直いい加減にして欲しいというのが率直な気持ちです。

ブレる事がまるで生き様のようですが、早く引退してほしい。日本に
とってルーピー前首相の存在は迷惑なだけです。

脱税した言われてもおかしくない、月1500万もの贈与を受けていながら
「私は何も知らなかった」という社会人失格の人は早く政界を引退すべき
です。

それが日本の国益に成ります。

2010年10月23日土曜日

仙谷由人のノーコメント

参院議院運営委員会理事会に出席し、自身の国会答弁に批判が
出ていることについて「不適切な答弁があったことを陳謝する」
と述べていたが、実際はそんな反省知ったよしもないと言うところ
だろう。

週刊誌で赤い官房長官の特集が組まれ、ご機嫌斜めなのは想像が
つくが、このノーコメントは官房(健忘)長官として職務を全う
していないと言わざるを得ない。

「やる気のない(無能)総理」と「でしゃばり(健忘)官房長官」
のコンビでしたが、これではダブルのやる気無い内閣と言われて
も仕方がない。

菅総理の無能ぶりには、野党時代の威勢の良かった(それでも無知
をさらけ出していたが)頃を少しは思い出してもらいたい。

官房長官も権力を持ち人格が変わる典型例だが、これは失脚する
まで自己反省はないだろう。

この民主党政権のツートップがこの有様では、他の閣僚も押し並べ
て無能の烙印を押されるのも仕方がない。

2010年10月20日水曜日

鳩山前首相の疑惑

鳩山由紀夫前首相が大学での講演やシンポジウムで引っ張りだこに
なっている。19日も慶応大のシンポジウムで科学技術をめぐって持論
を展開し好評を博した。だが、同日には鳩山氏が実母からの資金提供
問題で、国会で「手元にない」と繰り返して答弁していた自身の資金管理
団体「友愛政経懇話会」の会計帳簿のコピーが鳩山氏側にあった疑惑が
報じられ、「政治とカネ」の問題が再燃した。民主党内からも「講演は
身綺麗(みぎれい)になってからにしては」(幹部)との批判が出ている。

                   2010/10/20 産経新聞より

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ルーピー前総理のお気楽なこと、少々うざく感じます。

民主党がガタガタしている時でも、この人にはきっと危機感はないの
だろう。

パフォーマンス好きの脱税総理だった人だけに常人の感覚では考えられ
ない何かがあるのかもしれない。

おそらく野党は疑惑追及で証人喚問を要求するかもしれない。そんな時
に身内の民主党からも小沢の身代わりに証人喚問も受けるようになれば
漸くうろたえるかも知れない。

もしかすると本当にあるかも知れない。小沢では党が割れるが、鳩山なら
問題ないだろう。

2010年10月19日火曜日

仙谷官房長官

現在、政権の一番重要な課題は補正予算を国会で通すことだと
言う事を理解しているのだろうか。

近々の彼の答弁は、品格も品位もなく、野党に追及される材料を
与えているだけである。 まして官僚が国会答弁したことに対して
恫喝まがいの言動を国会の場でするなど、知性も足りないようで
ある。

もちろん、政権与党の立場が弱く、首相が頼りない為、自分で取り
仕切ろうとするがためとは言え、国会を自ら混乱に導く言動は墓穴
を掘るのみである。

この点が長い間、野党で染みついた垢はそう簡単し抜けきらず、
しかも外交音痴を露呈するという無能さまで発揮しているので、
頭の血のめぐりも良くないのだろう。

いずれにせよ、政権運営を知らない政党を選んだ有権者の責任
でもありますが、日本のこの先の不安は払しょくされない。

2010年10月18日月曜日

中国の反日デモ

日本でも中国大使館前で3000人規模の反中デモが実施されていた。
しかし、日本のメディアは如何なる理由か知らないが取り上げていな
かった。(後日、産経は報道したようです。)きっと中国への配慮から
取り上げなかったのかも知れない。

そんな状況で中国でも反日デモが勃発した。尖閣諸島沖での中国漁船
衝突事件が端に発したものである事は言うまでもない。

明らかに領海侵犯、さらに公務執行妨害というオマケつきまでの暴挙
であったが、日本の弱腰外交によって、何とか中国のご機嫌とりを
行っていたが、今回の反日デモは弱腰外交の効果がないことも理解
させるものです。

中国の反日デモは当局の官制デモに近い面あは多分にあるが、現在
の反日デモは当局のコントール外の暴動に発展する恐れがあります。

日中双方、理に適わない状況の中にいるとも言えます。

2010年10月14日木曜日

小沢信者1

小沢氏に対する検察審査会での起訴相当による強制起訴に対して、
メディアやネットで小沢信者の発言が喧しいものです。

この信者には、大きく分けて2つのパターンが見られます。

一つは根っからの小沢支持者と、もう一つは政権交代によって生ま
れた現政権の維持のため、小沢を支持している人たちです。

特に後者のほうが多いような気がします。テレビ、雑誌、ネットでの
論客陣もこのタイプが多いと思われます。

この代表的な人物を上げるとすれば、鳥越俊太郎氏あたりでしょうか。
小沢が自民党の政治家のままなら、これほど狂信的弁護するはずが
ありません。

あと小沢氏を擁護する論客で、理路整然と話され、まて法律論として
弁護しているのが、元検察官(現在は弁護士)の郷原信郎氏です。

しかし、法律家は「白を黒にし、黒を白にする」のに長けている人です
ので、どうしても素直に納得できないものを感じてしまいます。

両者とも、テレビや雑誌で数多くコメントを発言したり、載せたりして
おりますの相当の影響力を持つと言えるでしょう。

2010年10月12日火曜日

小沢一郎の今後

民主、小沢氏対応で政倫審を模索 12日の役員会で協議

 民主党は12日の役員会で、強制起訴が決まった小沢一郎
元代表への対応を協議する。国会での説明をめぐり、野党は
証人喚問を要求するが、民主党執行部は政治倫理審査会開催を
「落としどころ」に模索。ただ小沢氏の意向は確認できていない。
離党勧告などの処分に関しても党内の異論は根強く、対処方針を
決められるかは見通せない。

 小沢氏が7日に離党や議員辞職を拒否し法廷闘争に臨む考えを
記者団に表明したのを受け、岡田克也幹事長は党内の意見集約を
急ぐ考えを示している。だが議論の場となる役員会や常任幹事会には
輿石東参院議員会長や山岡賢次副代表ら小沢氏に近い有力者も多く
「一致した見解を打ち出せるはずがない」(中堅議員)とも指摘される。
執行部は取りあえず岡田氏一任を目指すが「それさえ危うい」(菅直人
首相周辺)というのが実情だ。

 今回のケースが検察審査会による初の政治家への起訴議決で、
前例がないことも判断を難しくしている。検察当局が起訴する従来の
事件と違い、小沢氏と距離を置く幹部からも「無罪になる可能性はある」
との声が聞かれる。

2010/10/10 16:57 【共同通信】

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しかし、たとえ政倫審であっても本当に小沢氏は出るだろうか。ちょっと
疑問である。

ネットのブログだと小沢信者の擁護が喧しいが、彼らの小沢氏に対する
盲信ぶりには辟易する。

小沢を稀有な政治家の祭り上げているが、彼の実績は自治大臣を務めた
だけで、後は党の運営のみで権力を増大してきた政治家である。

おそらく小沢信者も「権力の二重構造」と言って経世会を批判してきたが、
小沢の手法は民主党でも変わらないし、左に傾斜しているのでさらに酷い
政治家と言える。(左より独裁者とも言える)

この社会は、勿論、世論やマスコミから総攻撃で犯罪者の烙印を押されて
しまうケースは良くある。 最近だと村上ファンドの代表を有罪にした件など
法の拡大解釈の賜物と言えた。

しかし、小沢氏は不動産の購入の原資の不明な点は明らかであり、政治
責任を果たさない結果が今日の状況と言える。

おそらく小沢信者の多くは村上世彰氏の有罪には賛成だろうが、小沢氏
の強制起訴に納得できないというダブルスタンダードの人が多いのかも
知れない。

2010年10月5日火曜日

小沢氏起訴議決

正直、妥当な判断であり起訴はやむを得ないと考えていた。

しかし、小沢教信者以外にもこの起訴に否定的な見解が多いことを
知って多少驚いた。

それが「検察で起訴出来ないものをなぜ起訴するのか」という意見が
ほとんどである。

ならば、検察審議会の存在意義は何なのかと逆に問いたいくらいの
意見である。検察の信用低下が著しい昨今、国民の意見で起訴相当
とするのも妥当である。

さらに検察は政治資金規正法の虚偽記載だけに焦点を当て捜査して
いるという状況では、小沢氏のグレー部分「政治とカネ」の問題にまで
突っ込ん でいないと考える。

おそらく検察は起訴するのに難しいと判断しての結果だろうが、国民が
知りたいのは小沢マネーの全体像である。そのために公の場で検証
する必要がある。

なぜなら、政治家は権力を有する為、国民の信頼を損ねる者は最善
の努力で説明責任を負わねばならない。しかし、小沢容疑者は今まで、
証人喚問にも政倫審にすら応じておらず、説明責任を果たしていない。
これでは身の潔白を証明したことにならない。

小沢教信者のコメンテイターなどは論外として、検察審議会の在り方
は議論の余地はあると思う。それは今後公判を維持する体制が伴わ
ないまま、起訴議決が連発されてもどうかという懸念もある。これは早急
に体制、公判の在り方を検討する必要がある。

今回の小沢氏起訴は小沢が拒んできた説明責任(一部のファナティック
な小沢信者は何を説明するのかと吠えるだろうが)を裁判の中で明らか
にするべき である。

一つはやはり不動産購入の原資である。総額10億超える不動産購入費
は議員歳費では到底賄えないのは明白である。親父の遺産だったり、
説明も曖昧である。この 原資は必ず公判の場で小沢氏の口から説明さ
せるべきである。

次に政治献金を果たして不動産購入の原資に充てていないのかという
ことである。仮に不動産購入をしていたならば、政治的道義的責任は
免れない。なぜなら政治資金とは非課税であり、公共性の資金である
ことは明白である。それを小沢氏並びに政治団体が資産の保全で購入
していたとしたら、不動産は国庫に返納すべきだ ろう。

先にも書いたが政治資金法虚偽記載など大した事案でない。

検察審議会の意義は法の穴を見つけ、グレーゾーンの中でで利権を
拡大させる政治家に説明責任を求めることであり、それがいやなら
証人喚問、政倫審に応じるべきである。

2010年10月4日月曜日

検察官の責任

今、日本の司法、とりわけ検察が窮地に立たされております。

大阪地検特捜による郵便不正事件や尖閣諸島の近海で起こった
中国漁船衝突事件での那覇地検の船長釈放などでの対応を見る
につけ、もはや検察は解体的出直しが必要です。

特に逮捕された大阪地検特捜の大坪弘道前部長や佐賀元明前副
部長の取り調べに対する言動には耳を疑った。

彼らは一様に、故意ではなくミスによる改竄だと捉え、今回の
逮捕に不当であると主張しています。彼らは無実の人間を拘留
したことへの反省など感じてないようであり、さらに検察の論理
のみでの判断しかできないと白日の下に曝け出しています。

検察の論理で歪められた判断とは、起訴すべき論理の中では、
たとえ無実の人間をも起訴し、自白させることが優先されている
という酷すぎる実態です。

これは特捜という閉鎖的空間の中で麻痺させられた行動様式で
あり、もはや正義だけでなく、検察内での信賞必罰だけが優先
される結果とも言えます。

検察は社会正義を実現するためのものであるはずが、もはや
検察の論理だけがまかり通るのであれば、検察官の責任を果た
せる訳がないと思います。

2010年10月2日土曜日

検察・特捜部の失墜

遂に大阪地検特捜部検事による証拠改ざん事件に関連して、上司ら
による犯人隠避の容疑で、最高検察庁は当時の特捜部長と副部長を
逮捕した。

逮捕されたのは、事件当時大阪地検の大坪弘道前特捜部長と
佐賀元明前副部長の2人です。

この逮捕は、日本の検察の存在そのものを危うくさせた今回の事件での
最高検によるトカゲのしっぽ切りのような感じもしますが、とりあえず事件
解明の第一歩と呼べるものと言えます。

今回の事件の、最大の問題は無実の人間を長期間にわたって拘留
したということです。そういう意味からいくと犯人隠避ではなく、大阪地
検による拉致監禁罪で処罰すべき事案とも言えます。

勿論、今回逮捕された2人だけでなくトップの辞任も必要ですし、(検事
総長まで含めて)、検察の刷新が必要だと考えます。

さらに組織・体制の刷新だけでなく、「取り調べの可視化」も必要になる
と考えます。(巨悪に立ち向かう為、司法取引を認め捜査の幅を広げる
事も合わせて行う必要もあります。)

検察はこの不祥事で自分の首を絞めることをしないと信頼回復は得ら
れないと考えます。