2010年8月22日日曜日

小沢一郎ラストスタンド

9月の民主党の代表選挙が小沢一郎の最後の戦いとなることだろう。

早く小沢一郎には政界から引退してほしいと思っている人間にとって
は、小沢が代表選挙で敗れることを望んでおります。

しかし、小沢一郎がかくもこのように民主党内で人気あるのか、疑問
に思ってしまう。

小沢が総理では、次の選挙は勝てないことは民主党の議員でも解か
りそうなようなものです。

よっぽど小沢の強権的政治手法に憧れているのかも知れないが、逆
効果であるとしか思えない。

言論人、小沢サポーターの雑誌などで小沢をヨイショしまくっているけ
ど、読めば読むほど小沢信者以外の何物でもないことが解かります。

外野の人間としては、はやく小沢に引導を渡して上げたほうが日本の
為に成ることは言うまでもないが、現政権の菅内閣も早く退陣してもら
いたいというのが本音です。

2010年8月20日金曜日

小鳩連合

来月の民主党の代表選挙も近づき、また小鳩連合が復活するかもしれませ
ん。

おそらく、小沢一郎としても復権に強い意欲を示すものと考えます。仮に
自分が出馬出来なくても、必ず菅首相に対する候補者を出すことでしょう。

軽井沢に鳩山前総理の別荘に集まった小鳩連合系の議員が150人にも
及んだという事で、菅総理側へのデモンストレーション効果はあったはずで
しょう。

まあとにかく民主党員でも自分にとって誰が代表になろうがいいのだが、
残念なことに彼らの代表が総理大臣の座につく事実はかえられない。

早く政権交代が実現しないかと、そればかり気にしております。

2010年8月17日火曜日

支離滅裂 崔洋一

NHKのある番組で映画監督の崔洋一氏の「日韓併合を肯定する人に歴史
を語る資格はない!」 という発言が波紋を呼んでおります。

この発言だけだと崔洋一氏の在日という立場でありうる発言であり、それ
ほど目くじら立てるものではないと思ったが、先の映画「コーヴ」の時の
表現の自由云々を聞くと、怒りに似たものを持ってしまう。

崔洋一氏は客観的などとのたまって日韓併合を論じていたが、「コーヴ」
にどれだけの客観性があったのだろう。

和歌山の漁村の人の立場から見れば、客観性など無く、偏見で映画を作っ
ているとしか感じないはずです。

翻って、韓国や在日の人たちは「日韓併合」を少しでも肯定的発言をする
人には怒りを感じることでしょう。

だが、両者に共通しているのは、「表現の自由」と「言論の自由」です。

その意味でも崔洋一氏の発言はダブルスタンダードそのもので、かつ自己
の正当化しか感じない偏見に満ちた発言と言わざるを得ません。

2010年8月16日月曜日

景気後退

アメリカ経済に景気減速の影が迫り、世界経済を圧迫するとの懸念が高まった
ようです。

日本でも円高と株価下落という形で、景気のさらなる後退を実感する週明けで
した。

リーマンショック以降の不況の深刻さは出口が見えないところにあります。

景気対策が有効に働いていないというのも、従来のバラマキではどうしようも
ないし、日本の景気回復はアメリカ経済に頼るところが大きいというのも、
景気回復の道を遠のかせているのでしょう。

この不況を乗り切るには、日本単独の経済回復は見込めず、世界全体での景気
回復の手立てを考える必要があるのかも知れません。

G8ないし、それ以上の国々での協調的、景気回復対策を考える必要もある
はずです。

2010年8月12日木曜日

仙谷 由人

日韓併合100年にあたり首相談話を裏で画策したのが仙谷 由人なのだろう。

官房長官という立場を使い、秘密裏に事を進めるあたり、胡散臭さも漂う人物
です。

全共闘出身という、現在日本の負の遺産とでもいうべき存在もまた危険な香り
を醸し出しております。 国会でも「耳をかっぽじって」などと下品な言葉を
つかったりしているが(方言か知らないけど)品格も持ち合わせていないよう
です。

前任者の平野官房長官よりましかどうかまだ解かりませんが、今回の首相談話
では明らかに国益を損ねたことは間違いありません。

自民党も村山談話の継承などと左翼マスコミの踏み絵に踊らされていたが、
苦渋の決断もしくは外交配慮だったが、今回の菅総理の談話は官邸サイドで、
強行的にまとめ上げた代物です。


民主党政権の劣悪ぶりに静観する有権者にも、また責任の一端はあります。



2010年8月10日火曜日

長妻昭

厚生労働大臣の長妻昭氏は過去「ミスター年金」は持ちあげられていたが、
今やその面影すら見当たらない。(最も個人的には野党時代から長妻氏に
懐疑的に見ていたが。)

もはや「ミスター無能」という名前がピッタリの感じです。結局追及は出来て
も、将来あるべき姿のグランドデザインや実現可能な政策を打ち出すこと
や実行は出来ないお粗末大臣と言わざるを得ません。

子供手当しかり、年金、医療のバラマキのツケの方策などもまともなものが
ないと言って良いでしょう。

年金問題では、共済、厚生、国民年金の一体化を着手すべきなのに、民
主党の支持母体を慮って一向に着手する気配がありません。

さらに最悪なのは年金に関わる以下の方策です。

2011年度の年金積立金取り崩し案浮上していることです。

現在、 政府は2011年度予算編成で、公的年金の受給者に給付される
基礎年金の財源確保策として、約123兆円の年金積立金の一部を取り崩
す案を模索しているとのことです。

これも基礎年金は給付費約21兆円の2分の1を国庫(税)で負担して
おり、09、10年度の2年間は財政投融資特別会計の「埋蔵金」の充当
でしのいだが、11年度は不足の財源約2・5兆円をどう捻出するか、
全くめどが立っていないためだと言われております。しかし、積立金の
取り崩しは年金財政の持続性や将来世代の給付水準に影響するという重大
な問題です。


これなど、公務員の高い年金(共済)に手は付けず、一番安い国民年金
が一番ダメージを受けるところから手をつけるようなものです。

これで国民生活第一でしょうか、むしろ公務員の生活第一と呼ぶべきでは
ないでしょうか。

2010年8月6日金曜日

原口一博総務大臣

次期総理候補の一人でもある原口総務大臣ですが、彼には何か信用
できないものを感じます。

原口大臣は松下政経塾の出身で新進党から民主党という経歴の人です。

良くテレビに出ておりますので、多くの人に知られ、知名度の高い政治家
でもあります。

舛添氏もそうですが、テレビで良く見られる政治家は知名度が高くなって
しまうのは、未だにテレビの影響力の高さによるものでしょう。

原口大臣の事に戻りますが、彼もTVタックル、太田総理、たかじんの
番組とテレビを上手に自分のアピールの場にしております。

ただ彼への不信感は、そのテレビでの発言にちょっと違和感を持ったこと
が原因でした。

おそらく「たかじん」の番組だったと思います。

ある政治問題で民主党が分裂しそうな状況に追い込まれた時、ある人が
「原口さんはどちらなの」と聞かれた時、彼は「この問題は大変はセンシ
ティブで、今双方の意見すり合せる段階で、今の私の口から言えない」
と仰っておりました。優等生らしい発言で多くの人は納得したかも知れま
せんが、私には「自分の立場を明確にしない逃げの口実」のように見え
ました。

彼の発言は、差しさわりがなく、そつなくこなしておりますが、どこか自分
の立場の保身第一に見え、両方にいい顔をするのに長けている政治家
のような気がします。

実際、菅政権でも閣僚でありますが、小沢一郎とのパイプも見せつけ、
保険を打つことに余念がありません。

また、郵政改悪でも亀井静香にへりくだり、追従する姿勢を見せ、野党
時代の発言を忘れているかのようです。

そのくせ、国会での遅刻事件では、官僚に八つ当たりするなど幼稚な
面も持ち合せております。 人事でも、気に入らない官僚は遠ざけたり
と、テレビで良い人ぶってるのとは違う側面もあります。

いずれにせよ、八方美人(権力者には靡き)、保身の術に長け、政治的
立場より政治的配慮を優先する政治家と言えます。

間違っても、こんな人が総理に成ってほしくないですけど、民主党では、
史上最悪の脱税総理を誕生させたくらいですから、原口がなっても可笑
しくないのかも知れません。

2010年8月5日木曜日

菅直人と民主党の人材

今回の臨時国会での質疑を聞いて、菅直人は総理の器ではないという
実感を持ちました。

「君が代」を歌ったか、歌わなかったかでの質問に野次を飛ばしてまでも
激高する様は総理の職にあるの事を理解しているのかと思ってしまうほど
です。

鳩山、菅と総理不適格を選ぶ民主党の人材不足は自民党を揶揄出来ない
程です。

岡田、前原、樽床、原口、玄場、枝野、海江田など首相になるかもしれない
が、せいぜい適任は玄場や前原くらいかもしれない。

菅直人は先の選挙で、自民党の人材不足を追及しているつもりのようだが
自分も含めて、民主党にはレベルの低い人材しかいないことが自覚すべき
だし、これからも低レベルの総理が選ばれることは、日本にとって悲劇です。

それでは、自民党にはと言われれば、とりあえず石破や林芳正(参議院だけ
ど)あげておきたい。個人的には棚橋に期待しております。

八方美人(風見鶏)原口や、馬鹿のつくほど融通の利かない岡田よりは、
石破のほうが総理には適任でしょう。

特に総務大臣としての原口は、亀井静香の言いなりに成り、天下りも黙認し
(日本郵政の斉藤社長は天下り以外の何物でもない)、ゆうパックの不祥事
には自民党の政権に責任転嫁するほどの厚顔無恥をさらけ出しております。

菅直人の事に戻ると、イラ菅は彼らしいなどと書いているのものもありますが
民主党の疑惑について、たとえば荒井大臣、後藤議員、国民新党の長谷川
前議員など、党や政府で調査すべきことがあるのに調査・確認もせず、
お茶を濁すような答弁でかわす姿には憤りを感じます。野党時代とは180度
違う姿勢を見せ、まるで政治家として責任感など無いようです。

9月の民主党の代表選で、どんな人が選ばれるか解からないが、上記のメン
バーでは、民主党政権の衰退は免れないでしょう。

最も小沢復活などは持っての他ですので、仮に復活した場合(闇将軍としても)
小沢人民共和国にまた戻りかねない。

2010年8月3日火曜日

国会論戦

8月2日午後の予算委員会の論戦をネットで観た。

自民党の石破議員と柴山議員の質問は、野党と与党の政治家として
質の違いを如実に明らかにさせた。

特に石破議員の軍事、安全保障、農政しついての見識の高さに民主
党の閣僚すべてついてこれないこと明白でした。

政権与党の程度の低さが目についた。 菅総理は日本の最高指揮官
としての意識も持ち合わせておらず、左翼の運動家のまま現職に、
留まっている体たらくです。

北沢防衛大臣も、その職の何たるか未だ理解出来ていないようです。

さらに柴山議員の質問に対する答えも、千葉法務大臣、荒井なんとか
も、まともに答弁できていない始末です。

あとテレビで綺麗ごとをのたまうのがお上手な八方美人政治家(風見鶏)
原口総務大臣も、官僚答弁の受け売りではぐらかす辺り、何が政治主導
かと言いたくなります。

現在はネットで国会中継を常時見られる時代ですので、マスコミのバイ
アスなしに、政治家を見ることができます。

したがって有権者も日本の政治に対する責任が一層重くなったとも言え
ます。

2010年8月2日月曜日

衆院予算委員会

8月2日より国会で菅首相ならびに全閣僚が出席して質疑を行われます。
菅政権が発足して初めての本格的な国会論戦となります。

午前中の民主党議員の質問にも、消費税について平謝りの姿勢で対応
している感じです。 2、3か月前の強行採決といったことが出来ない
今の民主党政権には当然のことでしょう。

会期は短いので、それほど白熱したものにはならないと思いますが、
来月の民主党の代表選に向けて、水面下での小沢派と菅派の争いの
ほうが激化するかも知れません。

しかし、小沢が仮に復活出来ても、ねじれは解消できず、国民の支持率
も低空のままでしょう。 一部の小沢信者は小沢待望論を未だに持ち続
けて おりますが、健気というより異常さばかり目に着きます。

実際、マニフェスト破り(当然よいのだが)をし、景気・雇用対策、社会
保障制度改革、税制改革(消費税)も何も決められず、予算をただ通す
だけの政権にしか成れないかも知れません。