2010年8月6日金曜日

原口一博総務大臣

次期総理候補の一人でもある原口総務大臣ですが、彼には何か信用
できないものを感じます。

原口大臣は松下政経塾の出身で新進党から民主党という経歴の人です。

良くテレビに出ておりますので、多くの人に知られ、知名度の高い政治家
でもあります。

舛添氏もそうですが、テレビで良く見られる政治家は知名度が高くなって
しまうのは、未だにテレビの影響力の高さによるものでしょう。

原口大臣の事に戻りますが、彼もTVタックル、太田総理、たかじんの
番組とテレビを上手に自分のアピールの場にしております。

ただ彼への不信感は、そのテレビでの発言にちょっと違和感を持ったこと
が原因でした。

おそらく「たかじん」の番組だったと思います。

ある政治問題で民主党が分裂しそうな状況に追い込まれた時、ある人が
「原口さんはどちらなの」と聞かれた時、彼は「この問題は大変はセンシ
ティブで、今双方の意見すり合せる段階で、今の私の口から言えない」
と仰っておりました。優等生らしい発言で多くの人は納得したかも知れま
せんが、私には「自分の立場を明確にしない逃げの口実」のように見え
ました。

彼の発言は、差しさわりがなく、そつなくこなしておりますが、どこか自分
の立場の保身第一に見え、両方にいい顔をするのに長けている政治家
のような気がします。

実際、菅政権でも閣僚でありますが、小沢一郎とのパイプも見せつけ、
保険を打つことに余念がありません。

また、郵政改悪でも亀井静香にへりくだり、追従する姿勢を見せ、野党
時代の発言を忘れているかのようです。

そのくせ、国会での遅刻事件では、官僚に八つ当たりするなど幼稚な
面も持ち合せております。 人事でも、気に入らない官僚は遠ざけたり
と、テレビで良い人ぶってるのとは違う側面もあります。

いずれにせよ、八方美人(権力者には靡き)、保身の術に長け、政治的
立場より政治的配慮を優先する政治家と言えます。

間違っても、こんな人が総理に成ってほしくないですけど、民主党では、
史上最悪の脱税総理を誕生させたくらいですから、原口がなっても可笑
しくないのかも知れません。

0 件のコメント:

コメントを投稿