2010年8月10日火曜日

長妻昭

厚生労働大臣の長妻昭氏は過去「ミスター年金」は持ちあげられていたが、
今やその面影すら見当たらない。(最も個人的には野党時代から長妻氏に
懐疑的に見ていたが。)

もはや「ミスター無能」という名前がピッタリの感じです。結局追及は出来て
も、将来あるべき姿のグランドデザインや実現可能な政策を打ち出すこと
や実行は出来ないお粗末大臣と言わざるを得ません。

子供手当しかり、年金、医療のバラマキのツケの方策などもまともなものが
ないと言って良いでしょう。

年金問題では、共済、厚生、国民年金の一体化を着手すべきなのに、民
主党の支持母体を慮って一向に着手する気配がありません。

さらに最悪なのは年金に関わる以下の方策です。

2011年度の年金積立金取り崩し案浮上していることです。

現在、 政府は2011年度予算編成で、公的年金の受給者に給付される
基礎年金の財源確保策として、約123兆円の年金積立金の一部を取り崩
す案を模索しているとのことです。

これも基礎年金は給付費約21兆円の2分の1を国庫(税)で負担して
おり、09、10年度の2年間は財政投融資特別会計の「埋蔵金」の充当
でしのいだが、11年度は不足の財源約2・5兆円をどう捻出するか、
全くめどが立っていないためだと言われております。しかし、積立金の
取り崩しは年金財政の持続性や将来世代の給付水準に影響するという重大
な問題です。


これなど、公務員の高い年金(共済)に手は付けず、一番安い国民年金
が一番ダメージを受けるところから手をつけるようなものです。

これで国民生活第一でしょうか、むしろ公務員の生活第一と呼ぶべきでは
ないでしょうか。

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