2010年10月12日火曜日

小沢一郎の今後

民主、小沢氏対応で政倫審を模索 12日の役員会で協議

 民主党は12日の役員会で、強制起訴が決まった小沢一郎
元代表への対応を協議する。国会での説明をめぐり、野党は
証人喚問を要求するが、民主党執行部は政治倫理審査会開催を
「落としどころ」に模索。ただ小沢氏の意向は確認できていない。
離党勧告などの処分に関しても党内の異論は根強く、対処方針を
決められるかは見通せない。

 小沢氏が7日に離党や議員辞職を拒否し法廷闘争に臨む考えを
記者団に表明したのを受け、岡田克也幹事長は党内の意見集約を
急ぐ考えを示している。だが議論の場となる役員会や常任幹事会には
輿石東参院議員会長や山岡賢次副代表ら小沢氏に近い有力者も多く
「一致した見解を打ち出せるはずがない」(中堅議員)とも指摘される。
執行部は取りあえず岡田氏一任を目指すが「それさえ危うい」(菅直人
首相周辺)というのが実情だ。

 今回のケースが検察審査会による初の政治家への起訴議決で、
前例がないことも判断を難しくしている。検察当局が起訴する従来の
事件と違い、小沢氏と距離を置く幹部からも「無罪になる可能性はある」
との声が聞かれる。

2010/10/10 16:57 【共同通信】

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しかし、たとえ政倫審であっても本当に小沢氏は出るだろうか。ちょっと
疑問である。

ネットのブログだと小沢信者の擁護が喧しいが、彼らの小沢氏に対する
盲信ぶりには辟易する。

小沢を稀有な政治家の祭り上げているが、彼の実績は自治大臣を務めた
だけで、後は党の運営のみで権力を増大してきた政治家である。

おそらく小沢信者も「権力の二重構造」と言って経世会を批判してきたが、
小沢の手法は民主党でも変わらないし、左に傾斜しているのでさらに酷い
政治家と言える。(左より独裁者とも言える)

この社会は、勿論、世論やマスコミから総攻撃で犯罪者の烙印を押されて
しまうケースは良くある。 最近だと村上ファンドの代表を有罪にした件など
法の拡大解釈の賜物と言えた。

しかし、小沢氏は不動産の購入の原資の不明な点は明らかであり、政治
責任を果たさない結果が今日の状況と言える。

おそらく小沢信者の多くは村上世彰氏の有罪には賛成だろうが、小沢氏
の強制起訴に納得できないというダブルスタンダードの人が多いのかも
知れない。

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