今や無役の小沢一郎がかなり焦っております。
民主党の小沢一郎前幹事長は28日、愛媛県今治市での会合で、
子ども手当の満額支給や高速道路無料化、農業の戸別所得補償
制度など2009年の衆院選政権公約で掲げた政策について
「約束は実行しなきゃ駄目だ。政権取ったら金がないからできま
せんなんて、そんなバカなことあるかというのが私の主張だ。
私が微力を尽くして、約束通り実現できるようにする」と述べ、
参院選公約で一部修正した執行部を批判した。
消費税率引き上げについても「衆院選の時も、鳩山政権になって
からも、4年間は上げないと約束した。断固守るべきだ」と語った。
読売新聞より
続いて今日のニュースから
枝野氏は29日夜、香川県綾川町で記者団に、小沢氏が子ども
手当満額支給や高速道路無料化などの修正を問題視していること
について、「法人税収の大幅な落ち込みなどにもかかわらず硬直的
な考えをするのは、結果的に国民に迷惑をかける大衆迎合だ」と
語った。また、昨年末、小沢氏主導でガソリン税の暫定税率廃止を
撤回したことを引き合いに、「小沢幹事長時代に(政権公約を)
手直ししたことをもうお忘れになっている」と皮肉を込めた。
読売新聞より
この2つの記事からも枝野幹事長のほうが正論を述べているように
思えます。
国民との約束(マニフェスト)など、気にもかけてない小沢一郎が、
下野すると、こんな事を吐けるのが、少々可笑しく感じます。
本来の小沢一郎なら、心ならずも下野したとは言え、こんな選挙
の大事な局面で党内亀裂を見せることはこれまでなら考えられま
せん。 あせりと自分の政治生命の終わりを感じてでしょうか。
いずれにせよ、今の小沢は復権だけを考えており、その結果が
民主党の分裂であっても突き進むしかないのかも知れません。
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