2010年3月4日木曜日

地球の自転時間

先日のチリ地震で一日の時間が短くなったようです。

【ワシントン=山田哲朗】マグニチュード(M)8・8を記録した
チリ地震によって、地球の自転時間(1日の長さ)が100万分の
1・26秒だけ短くなったとする計算結果を、米航空宇宙局(NASA)
が発表した。


NASAジェット推進研究所のリチャード・グロス博士(地球物理学)
がコンピューターで影響を計算したところ、地震を起こしたプレート
(岩板)が大きく動いたため、地軸がわずかにずれ、地球の自転時間も
変化したとの結果が出た。

M9を記録した2004年のスマトラ島沖地震でも、同じ手法で計算
した結果、自転時間は100万分の6・8秒短縮していたという。

北海道大学の日置(へき)幸介教授は「コマの一部が欠けるとコマの
回転軸が変わるように、チリ地震で地球の一部がへこんだような効果
が出たため」と話している。

(2010年3月3日23時44分 読売新聞)より


それにしても地震のエネルギーの凄さに驚かされます。これまでの大
地震で起こっていたのでしょうけど、地球の45億年の中で地震が与え
てきた影響は計り知れないのかも知れません。

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