2009年10月24日 IBTimesより
世界最大手の携帯電話機メーカー、フィンランドのノキアに特許侵害で
提訴された米アップルは、最高10億ドル(約920億円)の賠償金を支払う
可能性もあるという。米ロイター通信がアナリストの話として23日に報じた。
ノキアはアップルに対し、iPhoneに搭載されたワイヤレスデータ通信技術
など10個の特許を侵害されたとして、22日に米連邦地方裁判所に提訴した
と明らかにしていた。ストラテジー・アナリティクス(Strategy Analytics)の
Neil Mawston氏は、アップルが2億ドルから10億ドルの賠償金を支払う
必要が出てくる可能性があると述べたという。
ノキアによると、アップルは初代iPhoneから現在の3Gモデルに至るまで、
すべてのiPhoneでノキアの特許技術が使われているという。iPhoneはこれ
までに約3,400万台が販売されたとされる。
このニュースで、気になったことがiPhone発売からだいぶ経ってからノキア
側が提訴に踏み切ったことです。 通常、初期バージョンから特許侵害と
いうことが分かっていれば、アップル側も対応が違っていたのではないかと
思います。もしくは、ノキア側の指摘したにも関わらず、アップル側が誠実な
対応を示さないのかも知れません。
いずれにせよ、特許侵害は双方が相手を提訴し、相殺させるケースもある
ので、今後の成り行きが気になるところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿