2009年10月12日月曜日

連立政権の行方

今日の産経ニュースで以下の記事が掲載されておりました。

小沢氏、参院で単独過半数でも連立維持の意向 

2009.10.12 17:36

 民主党の小沢一郎幹事長は12日午後、山梨県昭和町で記者会見し、
「(来年夏の再院選で)過半数を目標とすることはどの党でも当たり前だ」
と語り、単独過半数を目指すことを重ねて強調。その上で、社民、国民新両党
との連立の枠組みについて「衆院選も互いに協力していい成果を上げたので、
その協力関係は今後も維持していきたい」と述べ、参院選後も連立を維持する
可能性を示唆した。
 記者会見に先立ち行われた輿石(こしいし)東(あずま)参院議員会長の
国政報告会でのあいさつでも、小沢氏は「参院では民主党が単独過半数に
至っていない。これは社民党、国民新党との連立を否定する意味ではなく、
一緒にやってきた仲間だから、これからもずっと一緒にやっていく」と強調した。
 小沢氏は国政報告会で、来年夏の参院選で改選を迎える輿石氏に対し、
「仮に本人が嫌だと言ってもなんとしても出てもらわなければならない」と出馬を
要請したが、輿石氏は報告会後の会見で「真剣に考える」と述べるにとどめた。

この記事を読んで、今から来年、選挙に勝ったら、連立政権は解消しますなど
いう訳がないので記事すること自体どうかと最初に思ったが、小沢にとって今
重要なことは輿石氏の動向が気がかりなのだろう。 日教組のまわし者の
イメージの強いの彼がやはり、キーマンになると小沢は考えているのだろう。



はっきり言って輿石氏は日教組の既得権益を優先する国民目線の政治が出来
ない人とも言われているので、彼が民主党で発言力を持つこと自体、既得権益
優先の自民党政治と手法は変わらない(教育行政において)と言える。

最後に、来年過半数を獲ったら小沢は連立解消とは言わず、ハードルをあげて
連立離脱を促すか、政権中枢にいるうま味を知った議員の心変わりに期待して
いるのだろう。

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