2009年10月21日水曜日

IBMのクラウド・サービス

今日のニュースで日本IBMがクラウド型サービス「LotusLive」をリリースする
という記事がありました。

日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は10月21日に記者説明会を開き、
SaaS(サービスとしてのソフトウェア)型のグループウェア「IBM LotusLive」
のサービスを拡充したと発表した。コラボレーション(協同作業)やWeb会議
などの機能をそろえ、同日に提供を開始した。
 新たなサービスの名称は「IBM LotusLive Engage V1.0」。ファイル共有や
プロフィール管理、インスタントメッセージング、Web会議などの機能を持つ。
特徴は、社内外の組織とも情報共有ができる点。アクセス権限の設定を
グループ企業や販売代理店などに広げると、権限を持つ組織でファイルの
共有や閲覧ができる。アクセス権限を与えられた企業や組織は、25Mバイト
までのファイルを無償で投稿できる。価格は年間7万9000円(税抜き)から。
 IBM LotusLive Engageの機能を切り出し、個別のサービスとしても提供
する。ラインアップは、ファイル共有やプロジェクトのタスク管理ができる
「IBM LotusLive Connections V1.0」(年間1万6800円から)、
Web/音声/ビデオ会議の機能を持つ「IBM LotusLive Meeting V8.2」
(年間6万7000円から)、大人数でのWeb会議に特化した
「IBM LotusLive Events V8.2」(年間13万5600円から)としている
(価格は税抜き)。

                      ITmedia 2009年10月21日 より                  

要するに依然LotusNotesをグループウェアで使っているユーザーへの展開
とみていいのだろう。 IBMサイドはLotus Notes/Dominoをアプリケーション
として使うサービスは含んでいないので「Lotusという名称だが、別物と考えて
ほしい」としている。

ともあれ、googleとの差別化がどれほどなのか少しわかりづらいし、価格設定
が難しいのではないかと考えております。

新しいサービスはこの不景気ですぐに飛びつくとは考えられないので、無料で
使える範囲を設定し、オプションでの有料化という手もあったのではないかと
思ってしまいます。


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