2010年9月21日火曜日

検察史上最大の汚点

郵便不正をめぐる偽の障害者団体証明書発行事件に絡み、
厚生労働省・上村勉被告(41)(虚偽有印公文書作成・同行使罪
で公判中)の自宅から押収したフロッピーディスク(FD)のデータを
改ざんしたとして、最高検は21日夜、大阪地検特捜部の
主任検事・前田恒彦容疑者(43)を証拠隠滅の疑いで逮捕した。

 また、大阪地検は同日、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われ、
1審・大阪地裁で無罪判決を受けた同省の村木厚子元局長(54)
について、上訴権を放棄、村木元局長の無罪が確定した。

 最高検が、自ら容疑者を逮捕するのは初めて。検察当局は21日
夜、前田容疑者の自宅を捜索した。

 最高検の伊藤鉄男・次長検事は同日午後9時15分頃から
東京・霞が関で記者会見し、報道陣約100人を前に「最高検として
今回の事態を重大かつ深刻に受け止め、事実関係を徹底的に
捜査し、厳正に対処する」と述べ、「村木元局長には負担をかけて
申し訳なく思っている」と謝罪。最高検に今回の事件の検証チーム
を発足させ、年内をめどに検証結果をまとめる方針を明らかにした。

(2010年9月21日22時47分 読売新聞)

一言酷すぎる。検察がこんな事では、社会正義などあったものでは
ない。

検察といえど、人間であるから間違いはあるかも知れない。しかし
改ざんとなると話は別である。

端に個人の問題ではないような気がする。証拠となる資料が改ざん
されていることを見抜けないで裁判を行った事実は大阪地検全体の
問題であり、今回の逮捕を受けて、裁判に関わったすべて人を処分
すべきだろう。

さらに大阪地検の上層部はすべて首にすべきだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿