2010年5月17日月曜日

スイングジャーナル休刊

スイングジャーナルが休刊するという記事を読んで、雑誌の低迷は極まる処
まで来ているのだと実感させられる。

先日も同じスイングジャーナルのADLIBも5月号で休刊したばかりだったので
本丸も遂に落城した感じである。

JAZZ専門誌のスイングジャーナルは1947年から発売された歴史ある雑誌で
あるが、個人的にはあまり好きではない。むしろ嫌悪感さえ抱いていた。

JAZZと言う音楽は好きでよく聞くのだが、ここの記事には偏屈なのか傲慢なの
かと思う事がよくあった。この編集方針には特に納得がいかなかった。

個人的に渡辺香津美ファンとして、尚更この雑誌の偏向ぶりには呆れていた
ので、この結果を残念だとは思わなかった。

(この雑誌は渡辺香津美の2000年以降に発売したアルバムの紹介記事は
載せていない。唯一掲載したのがASGPのアルバムのみのはずである。
まるで左翼はびこるマスコミらしく韓国や香港のミュージシャンとの共演アル
バムは掲載しているのは偏向の塊である。あと新作ではないが、過去のベ
ターデイズのアルバムボックスは紹介していた。)

実際、日本のジャズ・シーンが低迷したのも、こういう頑迷な出版社ならびに
そこに記事を書く評論家にも責任の一端がある。

「外タレ好き、女・子供をすぐ持ちあげる」という安易な発想で、こちらのスイング
ジャーナルも雑誌を作っていたと思われる。

できれば「JAZZ LIFE」にジャズ・フュージョンの専門誌として頑張ってほしいと
願うばかりである。 こちらも一時期、休刊してたこともあってこの先どうなるか
解らないが、是非頑張ってもらいたい。

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