2010年7月13日火曜日

参議院選挙の結果

民主党惨敗ということで、マスコミでは原因を菅総理の消費税アップが

響いたと解説しているが、果たしてそうだろうか。



民主党は去年の総選挙で最低でも4年間は消費税アップはしないと

公言していたので、突然の公約見直しが有権者に受け入れられ

なかった事と、菅総理のブレが支持率を下げたとしている。



しかし、消費税アップは自民党が先に言いだし、後だし、じゃんけんの

ように消費税アップを公言した菅総理を当初は策略家と評する向きも

あった。そして多くの国民は消費税アップやむなしという意見も根強

かった。



したがって、今回の民主党の惨敗は、鳩山・小沢体制の負の遺産を

清算できずに、さらに菅総理の支持率が就任当初V字回復したことへの
焦りで、国会を軽視した議事運営が響いたのだろう。



今回の参議院選挙はねじれ国会を産み、政局を流動的にさせる結果と

なった。(個人的には望ましいが)



仮に民主党が安定政権を望むなら、公明党との連立政権を模索する

しかないだろう。



かつての自民党にいた野中氏のように、公明党潰しをしていても、

平気で簡単に手を握るくらいの変節漢いるかどうかだろう。



出来るのは小沢、亀井くらいで、大物でないと纏まらないかもしれない。

(亀井は国民新党だけど)



ただ、9月の代表選挙に向けて民主党は小沢派と反小沢(現執行部)

との権力争いで、肝心の公明党は様子見する感じが強い気がします。

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