2010年7月21日水曜日

蓮舫と小泉進次郎

今回の参議院選挙で、活躍した人を上げるとすれば、この二人でしょう。

民主党は惨敗と報じられる中、蓮舫議員は東京選挙区で170万票という、
とてつもない獲得投票数だった。昨年の仕分けでのイメージが功を奏した
のだろう。

民主党が惨敗と言っても、比例での得票数は自民党をはるかに凌いで
いた。これは有権者にとって民主党政権への期待を捨てていない証拠
となろう。民主党の政権ならびに執行部はここで民主党の立場を明確に
し、前政権のような、社民党や国民新党に引っ張られることなく、政権
運営をすることが信頼回復の第一歩だろう。

一部の小沢信者のマスコミやブロガーなどに、小沢の復権を望む声が
あるが、小沢が復活したら、党内の規律は良くなるかもしれないが、
大方の国民の信頼を失うものであろう。

方や自民党は、選挙前の離党者続出の事態から考えると延命している
ことが窺える。

実際、みんなの党、たちあがれ日本、新党改革などの得票数を合わせる
と小泉時代の自民党支持と変わらないだろう。

そして自民党の延命の功労者は、間違いなく小泉進次郎に成ることだろ
う。 1人区での自民党の圧勝は各候補の頑張りと小泉氏の応援演説に
よる無党派層の獲得に他ならない。

いずれにせよ、来年にも蓮舫と小泉進次郎という両党の看板がますます
活躍すること間違いない。

ただし個人的には、蓮舫氏の政治姿勢が良く見えないだけどれだけの
人物なのか未確定の部分が大きいと思う。

一方、小泉進次郎は29歳という若さで、ある意味フリーな立場で自民党
の中にいるので、今後グループでの一員としてどういう活躍を見せるか、
気に成るところです。

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