2010年7月27日火曜日

無利子非課税国債

亀井静香は、よほどこれからの世代にツケを回したいらしい。
(自分が生きているうちは、借金漬けでも良いからジャブジャブと金を使い
たいのだろう)

7月25日の夜に、亀井は菅総理に景気対策の為に無利子非課税国債
を発行するように進言したようである。

無利子非課税国債は利子がつかないから景気対策で安易に考えられる
が、結局償還時に返済しないといけない。 さらに富裕層に購入してもらう
為、相続税が国庫に入らず税収から見た場合は損であることは一目で
理解できる。

亀井が来年度の予算で国債の発行を渋る菅総理に無利子非課税国債
を発行してでも、バラマキ予算を迫っているが、まともな神経ではない。

現在の不況の乗り切る為に、借金ばかりしていて良いはずはない。
日本の公共投資原理主義者は、国債は日本人が購入するから問題ない
と考えているが、現在、中国から買いが増えているというリスクが顕在化
してきている。

仮に中国が日本の国債をさらに買い続けるとなると、ミサイルでなく国債
暴落の引き金で日本を脅す事が明白だろう。

そういう意味でも亀井静香は、現在の「格差社会」と声だかに叫んでいる
公共投資原理主義者にはヒーローでも、おそらく10年後には売国奴で
ある事が明白になるだろう。

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