2009年5月31日日曜日

景気回復

 多くの人が景気回復を待ち望んでいる。 この大不況がアメリカ発のため
自分たちが招いた不況と思わず、(バブルがはじけた時のような)不運が重
なった結果という意識が強いと考えられる。

 アメリカの経済が持ち直すと景気回復につながるということを多くのエコノ
ミストも言っておられので多分そうなのだろう。 ただ、待ち状態でこの大不
況を乗り越えられるほど甘くはないと思われる。

 やはり、何か新しい産業、ビジネス、商品といったものが必要である。 そう
簡単にイノベーションが創出されわけはないので難しいことも重々承知の上で
やはり何か提案してみたい。

 政府が現在行っている景気対策は補正予算組む、赤字国債も持さないような
ものである。 まあ、最も後から消費税率アップというものが我々に降りかかって
くるのがわかっているので、あまりもろ手挙げて賛成できるものではない。

 だとしたら、民間レベルでの需要の掘り起こしが出来ないものかと考えてみる。
この大不況の中でも業績のいい会社はある。 この業績のいい会社が新しい
ビジネスを創出できるようバックアップできないものか。 会社間の異業種交流
の場を作る必要がある。

 営業コストをかけず新規顧客、ビジネスを見つけるイベントである。 大手の
企業だと自ら主催することができるが、参加費用や出展費用がネックになって
しまうので、ここに官や自治体の補助が入る仕組みが必要が考える。

 民間、官、学の一体となって産業促進が必要であり、それをプロデュースで
きる企業・人材が早急に必要である。

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