2009年7月1日水曜日

支持政党表明を断念

大阪府の橋下知事が府内の首長連合会の中で支持政党を表明しようと
働きかけたが、26人中2人しか支持を得られず、次期衆院選で支持政党
を宣言することを断念した。

多くの参加者(首長)は、複数の政党から支持されて来て、かつ議会運営
している状況で上記の表明に従えないものと考えられる。

橋下知事として、地方分権に向けた取り組みのひとつとして考えていたよ
うだが、現実、橋下知事ほど人気も実力も無ければ、多くの首長にとって
支持政党の表明は出来ないのだろう。

ここで、地方分権というが果たして、地方ブロックごとにある意味、自主
独立的行政が果たしてできるのだろうか。 今以上に地方間の格差を
生まれ、関東・東京への1局集中に拍車をかける恐れを指摘する人も
いる。 橋下知事のような人材が全ての地方自治体にいるわけでもなく
国の役人や国会議員出身の首長が多い現状では、独立心の強い首長
には、そう簡単になれないであろう。

 

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