2009年7月8日水曜日

サミットと中国

イタリア・ラクイラで主要国首脳会議(サミット)が7月8日の夜に開幕する。
世界経済の安定化や地球温暖化対策が議題に上る。 

やはり、未曾有の大不況に見舞われている現在、主要国が世界経済の
牽引役となって引っ張っていくしかない。 また地球温暖化対策も早急に
対応が求められているが、先進国と新興国の間でのCO2削減の目標値
で、意見がわかれているころから、今回のサミットはこのことにも主要国の
イニシアチブを取ることが求められていくことになるだろう。

ただし、気がかりは主要国である中国の胡錦濤国家主席がウイグル問題
のために帰国せざるを得ない状況に追い込まれた。

ウイグル問題は漢民族とウイグル人の対立だけでなく、中国における漢
民族と他の民族の対立に発展しかねない。 90%以上占める漢民族が
他の民族を抑圧するのだけは避けてもらいたい。

 

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