2009年7月17日金曜日

自民党の迷走

麻生総理が21日の解散を決断し、事実上決まったようである。 中川秀直氏
などの反麻生グループの抵抗むなしくと言った感じである。

しかし、これから選挙というときにこの党内の混乱は有権者から見た場合
プラスに働くとは思えない。 麻生総理で選挙で望むことは自らの死活問題
なのかもしれないが、選挙での敗北は麻生の責任であることには変わりは
ないので、何とか選挙で生き残り、選挙後、自民党内での発言力アップを
図ったほうが良いと思われる。

まあ、最も週刊誌レベルの選挙予報だと、反麻生の面々が落選する危険性
が高いので、そういうことは言ってられないのかもしれない。

ここで、一回野党に落ち、民主党の政治に批判する立場になってみるのも
自民党のためにはいいと感じる。 民主党は日本を変革できるほど力は持
っていない。 政権基盤の弱い政治しかできないであろう。 なぜなら、支持
母体の労働組合は日本の社会にとってマイナスの要素であるから、彼らの
意見を尊重すると財政面、景気面での政権運営はおぼつかないものになる
だろう。

将来的には、自民と民主の大連立もしくは政界再編こそが日本を変革する
政治体制だろう。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿