2009年6月4日木曜日

マスコミの未来2

マスコミそのものがなくなることは当然ないが、メディアは今後
精査され、縮小するメディアは当然出てくる。

現在の流れとしてネットへの移行が新聞、テレビ、雑誌等で盛ん
に行われているが、この移行が逆に本体の弱体化を推し進めら
れているような気がする。

ネットもビジネスモデルとして確立されておらず、収益において
プラスとばかりではないように思える。ネットの収益の確立には
まだ紆余曲折があるものと考える。

とは言え、ネット事業を抜きに今後のメディア戦略はなく、各
メディアも頭のいたいところと思われる。

こんな中で、新聞の押し紙問題が週刊誌を賑わせている。
ある意味、新聞のタブーに切り込んだ記事である。 多くの業界
の偽装問題を取り上げてきた新聞業界には、やはり説明責任
があると考える。

しかし、雑誌記事の中での各社のコメントは余りにも無責任な
コメントとしか思えない内容である。

他人の非ならば、とことん追及するが、身内の問題、不祥事に
は報道する気すらないのかと思ってしまう。

果たして、ジャーナリズムとは如何なるものなのでしょうか。
マッチポンプのごとく、社会を報道することだけではなく、自らの
問題についても真摯に受け止める必要があると考える。

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