2009年6月7日日曜日

政権交代

まるで政権交代しなくてはならないような雰囲気があり、新聞の論調は
その流れに乗った記事が読むことが多いし、テレビで活躍されている
コメンテイターからもそんな声を聞かされる。

ある意味、自民党政権に対するNOから来るものだが、果たして民主党
を中心とする連立内閣で、この大不況が乗り越えられるのだろうか。
民主党が政権を取った場合、自民党が野党になることだが、民主党は
その猛攻に耐えられるだけの能力に疑問を常に感じてしまう。

以前の日本新党の二の舞になるのではないかという危惧を抱かざるを
得ない。 政権交代という目的のために、主張の違いに目をつぶってい
るように思われる。政権をとった場合、その違いが表面化してしまう恐れ
を感じる。

当然、自民党も主義主張の違うものが存在しており、寄り合い所帯で
あることに変わりはないが、政権を維持してきたノウハウで何とか体面
を保ってきたと考える。 ただし、現在の麻生政権も綻びが目立ち、
政権能力には疑問を抱かざるを得ない。

私が今、一番期待している体制は次の総選挙で与野党とも伯仲のまま
どちらも過半数に届かず、与野党の大連立への流れに持っていき、
挙国一致内閣の下にこの「大不況」にあたってもらいたいと考えている。

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