2009年6月10日水曜日

かんぽの宿

かんぽの宿の譲渡問題が持ち上がってからだいぶたつが、この問題が
単に総務省が管轄する人事の問題にとどまらず、麻生政権の根本をなす
政治問題(政局)になろうとしている。

そもそも、鳩山邦夫大臣が言うことの「正義」とは何なのか、よくわから
ない。彼が言う出来レースとは「共有財産のかんぽの宿をオリックス
不動産に一括譲渡はしてならない」ということだが、どこなら好いのだ
ろう。 もしくは、どこなら高く買ってくれるのだろう。

2400億もの巨額の資金(簡易保険料から)をつぎ込んだかんぽの宿を
109億で落札したことに一部のマスコミ(日刊ゲンダイ)もかみついている
が、いくらで落札できるものだろう。 だれもが事業を引き継ぐ場合、安く
買い叩きたいというのがビジネスの鉄則である。  

かんぽの宿が毎年、赤字をたらし流しても、現在は維持し、景気が好く
なったら売却すべきとでもいうのだろうか。 この不況下でいつ景気回復
が果たせるかのか総務大臣は示せるのだろうか。

かんぽの宿は誰にいくらで譲渡できるのか鳩山大臣に伺いたいもので
ある。

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