2009年6月24日水曜日

政治不信

多くの国民は自民党にすべきか民主党にすべきか、正直困っている
ように思われる。 実際、自民党にも民主党にも応援したくなる議員
はいる。 そして落選して欲しい議員もどちらにもいる。

完全に右と左、保守とリベラルとで区分け出来ない現状では、やはり
支持政党といってどちらか選ぶ比例代表は難しい選択になる。

もうひとつ、この政治不信に対してマスコミが提供する情報もかなり
少ないことも問題である。 多分、自分の選挙区の政治家について
も十分な情報を得られていないのが実情だろう。

マスコミで政治離れなどと国民を上から目線で見てばかりで、彼ら
は本当に日本の国会の姿を伝えているだろうか。 NHKやネット
で国会中継を観ることができる国民がどれだけいると考えている
のだろうか。

先の「臓器移植法案」でも衆議院で賛成263 反対167だった。
党議拘束をはずしたため、 麻生総理、鳩山代表は反対で
岡田、小沢、菅は賛成、 小泉元首相も賛成という結果のようだ。
この結果をどれだけ国民が知っているのだろう。

総選挙が今年行われることから、議員一人一人の情報(どういう
政策を掲げ、どういう理念をもっているか)を詳しく報道すべきで
はないかと考える。

これらの問題をバイアスなしで報道できるマスコミはない。 NHK
ひとつとっても日本にはないという現状である。 特に歴史観、経済
のあるべき姿を中立に不偏不党に報道することができないように思
われる。

まあ、正直無理な注文なのかも知れないが、報道機関と言うより日本
人そのもの問題だから。

 

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