2009年9月28日月曜日

亀井静香の暴走

内閣に入った途端、自己顕示欲の塊の亀井静香の暴走グセが早くも炸裂
している。 もともと、金融担当などの役職をつけたこと自体がこの状況を
想定できるものだった。

国民は民主党と国民新党、社民党などの連立政権を望んだわけはなく、
友愛なる陳腐な言葉で丸く納めようとする鳩山総理の気概のなさに由来
するこの連立には否定的な人は多いことだろう。 いずれ参議院で過半
数を獲った場合、小沢など連立の見直しを図るだろう。

今回、亀井の言動をみると15年前から一つも成長していないことが分か
る。 15年前、醜悪な政権、自社さきがけ政権で自民党が内閣に復活した
時、亀井静香も内閣(運輸大臣)に入り、早速、下野した時、自民党につ
れなくした企業いじめを行っていた。(全日空)

その時のいじめの言葉が今回と似ている。 当時、全日空は客室乗務員
の非正規雇用に切り替えようとしていた。(当然コスト削減の為)亀井は
「乙女の心を踏みにじる。」などと言い、全日空に圧力をかけていた。
(たぶん献金を多くしろとでも暗黙の主張をしていたのかもしれない。)

今回も弱者救済(中小企業の経営者やローン残高者)という隠れ蓑を使い
金融機関への圧力を行っている。

亀井のイメージは「許永中お主も悪よのう」という時代劇のセリフがぴったり
くるキャラクターのため、自己の権力誇示には、やはり気を使っているのか
も知れない。

如何せん、当分亀井の暴走は収まらいはずである。もしかすると民主党に
ダメージを与える事が目的なのかも知れない。 民主党に近々の参議院の
補欠選挙で勝って欲しくないためかも知れない。 仮に民主党が参議院で過
半数を取れなければ、国民新党や社民党との連立は少しでも維持される
結果につながることは明白である。

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