2009年8月14日金曜日

高速道路の無料化

民主党が先のマニフェストで明らかにした政策のひとつです。昨今の
民営化に否定的な人々の受け狙いの要素が大きいと考えます。

民主党が提言していることで、一番疑問なのは2012年度に向けて
国営化するということでです。現在の借金をどうするつもりなのかが
よくわからない。 以前道路公団ようなものが復活しないかと心配で
す。

もう一つは地方分権と高速道路の無料化では、やはり相容れない
ものを感じます。 高速道路だけを国で一括管理するのでは、地方
分権にならないと思います。 現在、高速道路は首都高、東日本、
中日本などの株式会社が、ある意味決算という形で財務に関する
透明性が維持されていますが、国有化した場合は官僚の思うつぼ
のような気がします。

民営化によって、サービスが低下したようなマスコミ報道がなされて
いますが、国有化でサービス向上を図るのは税金を投入した時だけ
だと思います。

民主党は無駄削減すれば増税なしで財源をねん出できると言って
ますが、民主党の現在の力量を見る限り、官僚といかに闘い、どんな
かたちで従わせるかのかが見えて来ない。

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