2009年8月31日月曜日

民主党の今後

民主党が今回の総選挙で打ち出した「5つの約束」がわかりやすく、有権者
の心をとらえたのだろう。

1 無駄遣いをなくす
2 子育て・教育への財政援助
3 年金一元化と医師数の拡充
4 地域主権と地域財源の増大
5 中小企業の税率を11%に引き下げ

と、実現してくれたらいいものばかりをあげているが、どれだけ実現可能
なのだろうか。 

まず、来年度の予算折衝が当面の山場になるのだろう。ここで民主党の
真価が問われるはずです。

あと肝心なのが財源である。どんなに予算をばら撒きたくても財源がなく
ては、話にならない。 民主党は税金の無駄遣いでそれが可能と言って
いるが、官僚との折衝でどれだけ実現できるか期待したい。

しかし、彼らの根本の問題は国民新党と社民党という衆議院で合わせて
8名しかいない政党と連立を組むことの律儀さから来るあほさかげんが
理解できない。2大政党として吸収したいのだろうか

もう一つ見逃せないないのが、今回の小沢の選挙戦術である。公明党
潰しをここまでできるとは、さすがである。太田、北側、冬柴の3人を血
祭りに上げた手腕はすごい。 最も女刺客という人気とりで倒したこと
は言うまでもない。 前回、小泉が落下傘の女刺客で大物を落選させた
時はマスコミのキワモノ報道も相俟って、印象良くない感じを持たせたが
今回のマスコミはそろってそのような報道をしないところを見るとマスコミ
の偏向度が伺えよう。

とりあえず早急にしてほしいのは、衆議院の定数80削減を早く実現して
ほしい。(国会議員とその取り巻き以外はだれも困らない。)
  

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