2009年8月25日火曜日

テレビとネット - コンテンツ

メディアの価値は当然、コンテンツの内容で決まる。

この点においてはネットは文字情報がまだ主なのでテレビに比べるとやはり
見劣りする。 そういう意味でYouTubeの出現は画期的なものだった。しかし
そのYouTubeも著作権などでまだ係争中のものも抱えている。今後、包括的
に著作権問題がクリアになった時、YouTubeがどのような発展を見せてくれる
のか期待したい。

テレビはコンテンツが豊富であるが、オンデマンドで料金を払っても見たいコン
テンツはどれだけあるだろう。NHKのような質・量とも民放を圧倒しているとこ
ろでも有料でのオンデマンドの採算は芳しくないようである。

以前、ネットとテレビの融合ということで、ライブドアや楽天が放送局の買収に
走ったが、ライブドアは問題外としても楽天もTBS株の買い取りを要求するな
ど、この2つメディアの融合は難しいようである。

現在、民放のテレビ局がネットに進出しても、やはり他と差別化が図られた
サービスの提供には至っていない。日本の民放が持っているコンテンツじたい
マニアやごく少数の人以外それほど価値がないのかもしれない。

テレビはその時を映し、時間枠におさまったコンテンツを暇潰しに観ている
人がほとんどなのだろう。

20%以上の視聴率を誇った番組ても、自分で録画すれば、ネットで料金を
払ってまで後から観ることはほとんどない。

YouTubeは料金フリーというところが支持された最大の理由である。

0 件のコメント:

コメントを投稿