2009年8月21日金曜日

法曹界は特権階級か?

8月21日 毎日新聞の記事で興味深いものが掲載されていた。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090821ddm041040012000c.html


以下抜粋

足利事件:最高裁・地裁8裁判官に毎日新聞アンケ 
謝罪意思、回答なし

■足利事件に関するアンケート結果■
 <上告棄却当時の最高裁判事>
      現職       回答
亀山継夫* 弁護士   電話で「手紙は捨てた」
河合伸一  弁護士   回答なし
福田博   弁護士    個別の事件へのコメントは、判決理由を
後から変更するのに等しい効果を持ち、
裁判官の言い訳に過ぎないと取られても
仕方がない。仮にするとしても手元に記録
がないため不正確にならざるを得ずコメント
すべきではないと考える
北川弘治  弁護士   回答なし
梶谷玄   弁護士   「裁判官は弁明せず」の原則から全設問
に対して無回答
 <再審請求棄却当時の宇都宮地裁裁判官>
池本寿美子*宇都宮地裁    取材には応じられない
中尾佳久  宇都宮地裁    取材には応じられない
佐藤裕子  松山地裁大洲支部 取材には応じられない
 敬称略。*は当時の裁判長。河合氏と北川氏は弁護士事務所
へのアンケート到着を確認

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 ◆主な質問項目
 ◇最高裁判事・宇都宮地裁裁判官共通
 (1)公訴時効成立を招いたことを今どう思うか
 (2)菅家氏に謝罪する気持ちはあるか
 (3)一般的に自らが審理した事件を説明すべきと思うか。
 ◇最高裁判事向け
 (1)弁護団による「押田鑑定」を当時審理の対象にしたか
 (2)対象にした場合、決定文に鑑定書に関する理由が
    記載されていないのはなぜか
(3)対象にしていない場合、 なぜ外したか
(4)なぜDNA再鑑定しなかったのか
(5)科学技術の発展で(捜査段階の)科学警察研究所の
鑑定より押田鑑定のほうが正しい可能性があると
当時考えなかったか
(6)原審を破棄しなかったことを、今どう思うか。
 ◇宇都宮地裁裁判官向け
 (1)DNA再鑑定すべきだったとの批判を今どう思うか
(2)DNA再鑑定を実施すべきかどうか当時どう考えたか。
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裁判官がおいそれと謝罪は出来ないとでもいうのだろうか。
間違いに対しては謝罪などいらないが、むしろペナルティー
を与えるべきではないかと思う。

こんな裁判官が被告に反省を強要するのである。菅谷さんも
少し裁判官に印象を良くしようと思って反省の態度も示すので
ある。

まさに法曹界は傲慢な人間を作り出している。

現在の裁判員裁判での記者会見で、裁判内でどのような話し
合いがなされたのか質問された時、司法当局は裁判員に、
答えてはならないなどとして、質問を打ち切ってしまった。
何が開かれた裁判なのだろう? 検証も出来ない。

この閉鎖的対応も司法の思い上がりに由来するものである。

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