2009年8月24日月曜日

テレビとネット - 地デジ

アナログ放送が2011年の7月に終了する予定である。

現在、50%ちょっとの家庭が地デジに移行している。

そもそもアナログ放送をデジタル放送にメリットとは何な
のか。 多くの視聴者はわかっていないと思う。 画像が
美しくなる。 双方向の通信が可能(視聴者の参加など)
など、ある程度の技術革新が行われるはずである。
しかし、録画の問題や視聴者に分かりづらい問題も多々
ある。

たぶん、多くの視聴者はアナログ放送が終わるから、仕方
なく、デジタルに切り替えている面もおおきいだろう。

さらにBSデジタルという放送が開始されている現在、地上
デジタルとの棲み分けもあまりよく見えない。 これだけ、
マルチ・チャンネル化しても、視聴者が見る番組は物理的
に限度がある。

コンテンツを増やしても、もはやマーケット(視聴率)は拡大
しない、だとすると、これだけの投資を地デジで回収できる
のか気になるところです。

現在、テレビ局はアナログとデジタルを並行して運用してい
る為、コストもかなりのものと考えられる。そのため総務省
の意向に従って、地デジをやっているような感じがする。

いずれにせよ、テレビとネットという巨大メディアが21世紀
社会を支配することは間違いないが、現状のままだと互い
の足を引っ張り合いになり、効率的な社会貢献ができない
ような気がする。

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