2009年8月30日日曜日

民主党政権奪取

8月30日の衆議院総選挙において、民主党が「絶対安定多数」を確保
し、次期政権を現実のものとした。

今回の選挙は、マスコミのリードによってある程度民主党有利な状況
が作られ、何よりも自民党政治に対する拒否反応が今回の結果につ
ながったと考える。

現在、大不況の真っ只中にあり、現在の状況の打破に政権交代を期待
するのもある程度しょうがない面はある。しかし、この経済不況は自民党
の失政というより、世界同時不況が原因であり、アメリカ経済に依存する
日本の自動車・電気・電子といった産業がダメージを被ったためである。

さらにマスコミによる、格差社会の批判から連なる自民党政権へのネガ
ティブな論調が民主党への支持へ後押しした。

ここで考えてみたいのは、自民党と民主党の違いである。政権能力では
対して差はないだろう。単に官僚との癒着度合では自民党が分が悪いが
官僚との癒着がなければ奇麗な政権ができる訳がない。

あとから、マスコミのミスリードに嵌った有権者が民主党もダメじゃないか
という考えを持つのにそう時間はかからないことだろう。

明日も民主党について考えてみたい。

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